[発行] 大分大学医学部附属病院広報誌発行委員会

 

患者さんの『声』にお答えします
患者さんの「声」は要約して載せておりますのでご了承願います。

「声」
 職員の接遇指導が足りないと思う。言葉使いや態度の指導をしてください。待ち時間が長く、一日がかりというのは、皆さんの苦情です。先生が沢山いらっしゃるわりには外来は一日かかります。治療に関しては、患者の安心を得るために不安の要素を表面に出さない説明をしっかりしてください。(外来女性 46歳)
「回答」
 ご意見ありがとうございます。外来受診に際し、ご不快な思いをさせてしまい大変申し訳ありませんでした。接遇に関しましては、日常業務や研修を通して指導をしていますが、今後も一層の徹底をしていきます。
 待ち時間につきましては、予約制の徹底や業務改善等を行い努力しているところです。しかし、マンパワーの問題もあり、初診患者さんと再来患者さんの診察を分けることができず、結局両方の患者さんをお待たせすることになっています。今後も待ち時間の短縮に関しまして努力をしていくことと、待ち時間を有効活用した活動も考えてまいります。
 また、患者さん、ご家族への説明につきましては、わかりやすく説明するよう徹底してまいります。

 

「声」
 面会時間がすぎて見舞客を帰らせるくせに(患者の迷惑になると言って)、看護師が仕事が終わってエレベータの前でギャーギャー騒いでいるのはおかしい!
「回答」
 ご指摘のとおり、面会時間を定めて患者さんのご家族には守っていただくようお願いしております。その一方で、看護職員が時間を意識しないでエレベータの前で騒いでいたことは時間を考えて行動できていないと言えます。ご不快な思いをさせてしまい大変申し訳ありませんでした。今後このようなことがないよう、看護部運営会議でスタッフ一同に十分注意するよう厳しく申し渡しました。

 

「声」
 予約カードが大きすぎるので小さくしてほしい。資源のムダだと思います。(外来女性 27歳)
「回答」
 本院では、電算システム上で、再来予約日や各種検査予約日を管理しておりますので、これらの情報を手書きせずに自動的に印刷したものを患者さんにお渡ししております。
 現在、予約票などをA4サイズで印刷しておりますが、もっと小さいサイズの紙に変更するには、各部署に専用プリンターや専用用紙を新たに準備する必要がありますため、共通サイズのA4版で発行しておりますことをご理解ください。
 いただきましたご意見は、電算システムの次期更新時の参考とさせていただきたいと思います。貴重なご意見をありがとうございました。

 

「声」
 知的障害と身体障害の息子を連れて外来に来た時に、駐車場の無人化に伴い、障害者用駐車場が空いてなくて困る。前は手帳を提示して指示してもらって駐車していたのが、空いていれば誰でも駐車できるようになっている。私の息子は、車イスとかではないので見た目は遠くても困らないように見えるが、少し長い距離を歩くとふらふらで倒れそうになる為、非常に困った。(外来女性)
「回答」
 障害者駐車場は、障害者手帳をお持ちでない患者さんにも、ご本人が歩行困難である場合ご利用いただいています。本院では、そういうケースが、他院に比べ多いので、障害者駐車場は常に不足の状態です。患者さんにはご不便を強いることとなり、大変申し訳なく思っております。障害者駐車場専任の整理員はいなくなりましたが、整理員は配置しておりますので、お気軽に声をかけていただければ、最善の方法をとらせていただきます。

 

(文責 病院長 古林秀則)
最終更新日時: 大分大学医学・病院事務部管理課作成