[発行] 大分大学医学部附属病院広報誌発行委員会

患者満足度調査結果について

  サービス推進委員会 委員長 藤 原 作 平

 

 昨年11月に、本院の外来と入院の患者さんにご協力をいただき、「患者満足度調査」を実施しました。その結果の主なものを図にまとめ、前年度の結果と比較して簡単に説明いたします。

 外来に関しては、今回も職員の応対について職種別に調査しましたが、不満足度はどの職種も大きな変化はありませんでした。しかし患者さんの声には、医師、看護師、医事課職員の対応に不満がよせられており、今後も改善していく余地があると考えています。医師の説明のわかりやすさについては、前年度から不満足度が3%減少しました。待ち時間については、保険確認・会計において不満足度が22%から19%へと改善が認められたものの、診察では、23%から22%へと殆ど変化がなく、苦情も103件寄せられており、今後の改善策を検討しております。内科の診察室が不足気味であることから、昨年秋から他科の診察室でも、内科の診察が可能となるようにいたしましたが、それがまだ数字にはあらわれておりません。設備については不満足度が23%と不変で、そのうちトイレに関する苦情は、増加しましたが、駐車場に関する苦情は減少しました。立体駐車場が平成20年2月末に完成したのが皆さんに評価された結果だと思っております。外来棟のトイレや病棟・外来棟のエレベータは改修をおこないました。

  入院に関しては、ほとんどの項目について大きな変化はなく、おおむね良好でした。食事についての不満足度が次第に減少し、設備についての不満足度も6%減少しましたが、洋式トイレの増設の希望が多く寄せられました。 今後も、「患者満足度調査」を実施し、その結果を踏まえながら可能なところから改善していきたいと考えております。調査へのご協力誠にありがとうございました。


 

最終更新日時: 大分大学医学・病院事務部管理課作成