ご挨拶 Greeting

このたび、大分大学医学部公衆衛生・疫学講座のホームページを新しくしました。
私は、2018年(平成30年)10月1日より、兼板佳孝教授(現、日本大学医学部社会医学系公衆衛生学分野教授)の後任として当講座に着任いたしました。本ホームページをとおして、当講座の活動の様子をお伝えできればと考えております。
医学教育の中で、公衆衛生・疫学は社会医学の一翼を担う科目となります。一般的な診療科とは異なり、直接患者様を診察したり、治療したりすることはありませんが、社会医学は、地域を俯瞰し、社会資源を活用し組織的なつながりに基づき健康増進に資する研究と社会活動を実践しています。また、そのような活動の学問的基盤となる疫学の教育と研究を行っているところです。
現在、当講座が行っている研究領域は多岐にわたります。循環器疾患・動脈硬化性疾患の疫学が中心になりますが、糖尿病、メタボリックシンドローム、肥満、認知症、フレイル、歯周病等々、生活習慣に関連する全ての健康課題に関心を持ちながら地域のフィールド研究を行っています。
生活習慣病は個人の好ましくない生活習慣(喫煙や運動不足など)が要因で起こるとされる病気の総称です。これまでの研究から改善すべき様々な要因が取り上げられてきました。しかしながら、公衆衛生はさらに踏み込み、個人がそうせざるを得ない社会経済的な要因や置かれている環境にも目を向けていく必要があると考えています。
本ホームページは当講座の活動のご紹介だけではなく、このような領域で研究をしたいという方の参考になればと考えています。公衆衛生は医師だけのものではなく、多職種が連携して成り立つ分野です。職種を問わず、公衆衛生・疫学に関心がある方はご連絡いただければ幸いです。
最後になりますが、本学の公衆衛生・疫学講座をご支援いただけますようお願い申し上げます。

平成30年12月吉日

大分大学医学部公衆衛生・疫学講座
                            教授 斉 藤  功

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