これから博士課程への進学を考えている皆様へ
最近、博士課程の問い合わせが増えております。公衆衛生・疫学講座の博士課程では以下のことが身につけられますので進路の参考にしてください。
当講座では動物実験は行っておりません。観察対象は人間集団です。医学研究=動物実験と考えている人が多いのには驚きますが、むしろこれらのスキルを身につけることにより、様々な日常のCQ(クリニカル・クエスチョン)(臨床で疑問に思ったこと)の解決に役立ちます。最近、データ・サイエンスという言葉をよく耳にします。もともと疫学研究は、エビデンス・ベースドな学問であり、いかにデータを見える化していくのかということに特化した学問なのです。ただ、人が集めた無機質なデータだけ見ていても仕方がありませんので、「わらじ疫学」を養うためフィールド・ワークを大事にしています。医師、保健師・看護師、管理栄養士、臨床検査技師等の様々な職種の方の応募を歓迎します。
■博士課程大学院生募集
令和7年度秋季入学及び令和8年度入学の博士課程大学院生を募集しています。
本学大学院医学系研究科博士課程では,新たに「大分大学大学院医学系研究科 研修医・博士課程コース(ORPhDプログラム)」が開設されています。初期研修中も含めて4年間で博士課程が修了できるプログラムになります。本プログラムに関しての詳細は募集要項をご覧ください。
また、本講座の研究内容は「研究活動」ならびに「業績」をご参照いただくか、あるいは個別にご質問頂ければと思います。「公衆衛生・疫学」に関する分野の研究に関心のある方の出願をお待ちしています。
募集要項、出願資格、出願期間は以下のHPをご覧ください。
随時募集しています。
お気軽にお問い合わせください。