
「院内禁煙について」
本院では、外来、中央診療施設部分については、昨年(平成14年)7月1日から禁煙としておりますが、病棟部分においては、喫煙コーナーを食堂内に置いていました。
ご承知のとおり、たばこには多くの有害物質が含まれており、そのため、喫煙は肺がん、喉頭がんをはじめとする多くのがん、脳卒中、心筋梗塞等の循環器疾患、慢性気管支炎、肺気腫等さまざまな健康被害をもたらします。また、たばこを吸わない家族や周囲の人にも、喫煙者と同じように健康に悪影響を及ぼします。最近では「ポイ捨て禁止条例」を制定する自治体もあります。
本院における「患者さんの声」にも、患者さんの健康を守ることを使命とする病院は、全館禁煙にして模範を示すべきだとの意見が届いています。
さらに、本年5月に健康増進法が施行され医療施設における禁煙・分煙が義務づけられました。
このことから、本院でも、本年6月から病棟部分を含む病院建物内すべてについて禁煙といたしました。
患者様をはじめ皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
(文責 医事課 本田 伸敏)

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