[発行] 大分医科大学医学部附属病院広報誌発行委員会

患者さんの『声』にお答えします
患者さんの「声」は要約して載せておりますのでご了承願います。

 

「声」
見舞い客のマナーの悪さに腹が立ちます。術後の子どもが隣のベッドに寝ているというのに、午後1時頃から5時半まで、ずっと二人で大きな声でおしゃべりをしています。あまりひどい場合は、病院側から注意していただけるとありがたいと思います。(入院患者家族 53歳)
「お答え」
たいへんご不快な思いをされたとのこと、申し訳ありませんでした。今後気をつけますが、お困りの時はナースステーションへお申し出ください。
「声」
出される薬の袋が中身の割りに大きすぎる。もう少し小さくして欲しい。(入院男性 32歳)
「お答え」
当院では、患者さんにお渡しする薬袋の大きさは、薬の大きさや数に合わせてコンピュータ上で設定されています。すなわち、医師により処方の入力が行われると、その情報が薬剤部に伝わり、全自動発行機から処方箋と同時に薬袋が発行されるというシステムです。しかし現在、当院で使用している薬袋の大きさは、内用薬・外用薬ともに大・中・小の3種類ずつしかありません。薬の種類は千数百(当院採用)あり、それぞれ大きさも異なりますので、薬袋が大きすぎたり、小さすぎたりすることがあります。現在のシステムでは、薬の大きさに合わせたコンピュータ上の設定にも限りがあり、1薬剤に対し、1パターンの薬袋設定を行うシステムをつくりますと、膨大な費用がかかってしまいます。可能な対応として、できるだけ細かく薬剤毎の設定を行い、薬の大きさにあった薬袋でお渡しできるように改善努力していきたいと思います 。
「声」
朝食、昼食に牛乳、ヨーグルトが出ますが、朝、昼同じのが出るので、朝がヨーグルトなら、昼はプリンにするとかして欲しい。(入院患者家族 30歳)
「お答え」
ご意見ありがとうございます。ご意見をいただいた方は《幼児食》のことを言われているのだと思われます。
牛乳や乳製品は蛋白質、カルシウム補給としての栄養学的意味をもっています。当院では治療上支障がない限り、1日1本の牛乳をお出ししています。牛乳が飲めないという方のために、成分が牛乳に近いヨーグルトをさしあげることにしています。軟食(粥形態)や幼児食では、不足栄養素の補給として昼におやつの形で牛乳、ヨーグルト、プリン、ゼリー、クッキーなどを組み合わせて出しています。したがって牛乳が飲めない方には、たまにヨーグルトが朝昼と続くこともありますが、ご理解の上、了承お願いします。
「声」
内禁煙、絶対に反対。

喫煙場所を今までどおりにして欲しい。わざわざ玄関の外まで行くのは大変だし、ストレスが溜まりそうです。(外来女性)
「お答え」
健康増進法が本年5月1日から施行され、病院等多数の人が利用する施設の管理者に受動喫煙の防止対策が義務付けられました。
患者さんの健康を支援する医療施設では、禁煙が望ましいと考え病院建物内すべての場所を全面禁煙としています。ご協力をお願いいたします。

(文責 サービス推進委員会委員長・病院長 茂木 五郎)

最終更新日時: 大分医科大学総務部庶務課文書係作成