
高校生の1日看護体験について
5月12日は、ナイチンゲール生誕の日です。看護協会では、この日の前後1週間を【看護の日・看護週間】として、人々に実際に看護に触れてもらい、理解を深めていただこうと様々な企画をしています。大分医科大学医学部附属病院看護部でも、【ふれあい看護体験】という看護体験希望者の受入れを行ってきており、今年は5月15日に大分南高等学校の男子生徒4名、女子生徒16名を受け入れました。参加した生徒さんの多くが、将来看護師になることを望んでおり、短時間ではありましたが以下の感想文のような看護に対する理解を示してくれました。
『担当だった看護師さんが、患者さんの便の様子で、何故このような便が出たかという事について、色々な原因を考えていたことが印象に残っている。
それから耳の遠い方への対応の仕方など丁寧で、確認の仕方もすごくてきぱきとしていた。
何人もの患者さんがいるのに一人ひとりしっかり見ていて患者さんも安心できると思った。
会話する時もちゃんと伝わるようにわかりやすく話したり、「良くなってきていますよ」など、安心できる言葉を掛けたりとコミュニケーションが上手だった。自分も話す機会があったけれど、何を話したらいいかわからず戸惑ってばかりだった。』
この体験が、今後の学習の糧となることを希望いたします。
(文責 副看護部長 後藤 朋子)
|