@ 汁物は1日に何杯飲んでいますか?
みそ汁・すまし汁・スープなどは、1杯で約2gの塩分を含んでいます。汁物を1日1杯にするだけでも減塩効果があります。また、麺類のつゆは飲まずに残しましょう。
A 味付きの主食をとる回数は多すぎませんか?
炊き込みごはん、チャーハンなどの、味のついた主食はそれ自体、塩分を含みます。まずは回数を今の半分、できれば週1回くらいにするとよいですね。
B 加工食品をよく利用しますか?
塩分はすべて「塩」からとっているわけではありません。干物や練り製品、塩蔵品、漬物などの加工食品に含まれる「見えない塩分」にも注意しましょう。
加工食品に表示された“ナトリウム”から、以下の式によって塩分相当量に換算することができます。栄養成分表示を上手に利用しましょう。
C 肉料理がついつい多くなっていませんか?
魚の油に含まれるDHAやEPAといった物質は、中性脂肪やコレステロール、血圧を下げ血栓を防ぐ働きを持っています。肉料理中心の食生活を見なおし、週に4〜5回は魚料理を登場させましょう。
D 大豆製品を摂っていますか?
大豆には降圧作用や抗酸化作用をもった物質が含まれていますので、動脈硬化予防に効果的です。豆腐や納豆、油揚げなどの大豆製品を1日に1品はとり入れましょう。
E 野菜は食べていますか?
野菜や果物には、血圧を下げる作用のあるカリウムが多く含まれています。また、食物繊維がナトリウムの吸収を抑えてくれます。野菜は毎日欠かさずとるようにしましょう。
果物も1日1回とるとよいですね。
F 体重は適正ですか?
肥満している人は、適正体重に近づけるだけで、血圧が下がる場合があります。食事量の見直しを行うとともに、間食やアルコールの摂り過ぎに注意しましょう。
適度な運動も取り入れるとよいですね。
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