[発行] 大分大学医学部附属病院広報誌発行委員会

患者さんの『声』にお答えします
患者さんの「声」は要約して載せておりますのでご了承願います。

「声」
 1月から受付方法が変わったようですが、このことにより、外来予約患者の待ち時間が減るのでしょうか。(外来男性 55歳)
「お答え」
 平成17年1月から、予約の患者さんも再来受付機での受付をお願いしています。これにより、患者案内票が印刷され、患者さんの当日の採血、検査、診察等の予定が一目で分かるようになりました。また、各診療科外来では、患者さんが来院したことや来院時刻がパソコン上で把握でき、カルテ整理等の診察の準備がスムーズに行えるようになりました。このことは、一つの方策として待ち時間の短縮に寄与していると考えています。予約の患者さんにつきましては、予約時間の少し前に来院されることが、待ち時間の短縮になると思いますが、患者さん毎に診療時間が異なるため、予約時間どおりにならないこともありますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
「声」
 外来のトイレを和式から洋式に替えて、できればウォシュレットにしてほしい。 (外来女性 31歳)
「お答え」
 院内のトイレにつきましては、洋式でウォシュレット付きを希望される患者さんが多いので、段階的に和式から洋式へ変更し、併せてウォシュレットを設置することを検討しています。
「声」
1階正面の階段の掃除のことですが、患者の往復の多い時間帯に掃除するのは患者の迷惑になりますし、衛生上良いこととは思いません。患者が掃除の人に謝って通っている状況です。(外来女性 69歳 )
「お答え」
 ご指摘の様な事が無いよう、今後は、場所毎に出来るだけ人が少ない時間帯に実施するよう改善をします。なお、清掃作業中に患者さんが通ったりする場合は、妨げにならないように一時的に清掃を中断する等の配慮を徹底しますので、ご協力の程よろしくお願いします。
「声」
 主人が入院中に、手術後何日かの宿泊(付き添い)をお願いしましたが、断られました。しかし、家族待機室、廊下の長椅子や外来ホールで泊まっている人をよく見かけます。厳しく指導徹底してほしい。(入院女性 60歳)
「お答え」
 ご家族の付き添いについてですが、原則的には許可基準に該当する場合しか許可していません。ご指摘の件は、説明しても納得できずに無断で院内に宿泊された方がいらしたのだと思います。当方の説明不足が原因ではなかったかと深く反省しております。現在、警備員による院内の夜間巡回を行っていますが、無断で宿泊されている方がいた場合は、再度、説明し、協力していただくよう努力いたします。
「声」
 参画型看護とは何ですか。入院してかなり経ちますが、看護計画書を見せてもらったこともないし、看護師、患者、家族間での看護計画を立案するための話し合いの場などありませんでした。(入院女性 27歳)
「お答え」
 参画型看護に関する説明や患者さんとの話し合いがなされていなかったのだと思います。申し訳ありませんでした。参画型看護とは、患者さんの療養上の問題解決や健康増進を目的として、患者さんやそのご家族のご意向を尊重、反映しながら行う看護のことです。具体的には、看護を実施するにあたっては、まず、看護計画を立案しますが、この際、患者さんやご家族に計画の内容について説明し、ご希望、ご意向等について十分な話し合いを行い、計画に盛り込みながら、一緒になって回復を目指すということです。しかしながら、まだ、不十分な面も多々あるようです。今回のご指摘を1つの評価として真摯に受け止め、患者さんに満足いただける看護を目指し、今後も努力を続けていきたいと思っています。

(文責 サービス推進委員会委員長・病院長 中野 重行)

最終更新日時: 大分大学医学・病院事務部管理課作成