サービス推進委員会委員長 藤 原 作 平
昨年11月に、本院の外来と入院の患者さんにご協力をいただき、「患者満足度調査」を実施しました。その結果の主なものを図にまとめ、前年の結果と比較して簡単に説明いたします。
まず、外来に関しては、今回も職員の対応について職種別に調査しましたが、いずれの職種でも不満足度がほぼ1−2%減少しました。しかし患者さんの声の集計では、不満足度は医師7%、看護師11%、検査技師3%、放射線技師2%、薬剤師2%、医事課職員13%で、まだ特に医事課職員の対応に改善の余地があると考えています。
医師の説明のわかりやすさについても、不満足度が約2%減少しました。
待ち時間については、全般的には不変でした。依然100件近くの待ち時間についての苦情が寄せられており、今後どのような改善策が有効か検討していきたいと思っております。外来受付、保険確認・会計での待ち時間の不満足度も、それぞれ16%、19%と不変で、この改善も今後の私たちの検討課題であることがわかりました。入院に関しては、昨年問題になりました食事についての不満足度も、23%から21%へと減少し、その他の項目についても、大いに満足の比率(下図の中央の濃いブルーの部分)が増加していました。
また、病院の設備に対する要望ではトイレについてのものが多く、和式から洋式への変換とウォシュレット設置を検討することになりました。
今後も、「患者満足度調査」を実施し、その結果を踏まえながら可能なところから改善していきたいと考えております。調査へのご協力誠にありがとうございました。


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