[発行] 大分大学医学部附属病院広報誌発行委員会

教授に就任して

高校生の「ふれあい看護体験」

 

 

 5月12日の「看護の日」は、近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなんで定められました。看護協会は「看護の日」を一般市民に看護の心を感じてもらう機会としています。
 本院でも今年は5月8日に、大分雄城台高校・大分西高校の学生17名を受け入れて「ふれあい看護体験」を行いました。学生さんは3年生で将来、看護師また医療の仕事をしたいと思っている人ばかりで、今後の進路を決めるための参考になったようです。
 短時間でしたが、午前・午後と病棟の看護師と一緒に行動して、以下のような感想が聞かれました。
 「患者さんの身体を拭いたとき、ありがとうと言われてうれしかったです」「車椅子を押す時に、少しの段差でも気にして避けるなど、普段できない心配りをすることができました」「患者さんとのコミュニケーションがとても大切だなと感じました」「いつも笑顔で、積極的に仕事に取り組む姿勢の大切さを実感できました」「看護師さんは、何人もの患者さんを看ていたので、大変な仕事だと思いました」「看護師さんは、とても忙しそうでした。でもみんな一生懸命でかっこよかったです。また機会があったら体験をしたいです」など素直な気持ちが語られました。
 今回の体験が、学生さんにとって多くの学びや喜びを得る貴重な時間になったものと考えられました。


(文責 副看護部長 大戸 朋子)

 

集合写真

最終更新日時: 大分大学医学・病院事務部管理課作成