明けましておめでとうございます。
昨年10月、大分医科大学医学部附属病院は開院20周年を迎えました。身を引き締め、新たな心構えで更なる医学・医療の発展と地域医療への貢献を目指して再出発しました。
長引く不況、同時テロの勃発とアフガン攻撃、医療費の抑制等暗い出来事が連続していますが、本院は地域の皆様に少しでもお役に立てるように今年も努力を続けて参りたいと存じます。
本年も引き続き医療事故のない良質な医療の提供を心がけて参ります。全国の国立大学病院はここ数年、連携して医療事故防止対策をたて、実行して参りました。お陰様で、ニュースとして報道されるような事故が無いことは大変喜ばしいかぎりであります。
昨年、本学には救急医学講座が新設されました。救急体制が一層強化されましたので、急な病気で困られても、本院は24時間診療体制を整えております。
本院では、毎日多くのボランティアの方が、皆様の受診手続き等のお手伝いをしておられます。病院はボランティアの方々に深く感謝致しておりますが、皆様にも宜しくお支援のほどお願い申し上げます。
この「かけはし」は皆様と本院との連携を図るものであります。どんどんご意見をお寄せ下さい。これまでのご意見では、待ち時間に関することが多くみられます。待ち時間短縮のため予約診療を実施しましたが、必ずしも十分では無いようですので、待ち時間調査等を行って改善方法を検討中であります。出きる限りご意見を頂戴し、病院の改善に努めて参ります。
本年も宜しくお願い申し上げます。