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死亡の場合、どちらに連絡したらよいのですか。
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死亡された場合は、下記へご連絡ください。
曜日・時間 電話番号 - 平日 8時30分から
- 20時
- (097)
- 549-4411
- 平日 20時から8時30分、
- 土日祝日
- (097)
- 586-6620
注)なお、感染症等がある場合は献体できないこともありますので、あらかじめご承知願います。
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献体する時期ですが、死後すぐに大学から迎えに来るのですか、それとも葬儀の後でも構わないのですか。
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大学にお迎えする時期につきましてはご遺族の意思を尊重いたしますので、どちらでも差し支えありません。
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ご遺体を大学に迎える際の霊柩車の手配はどうなりますか。
霊柩車の手配は大学で行います。大学で手配した霊柩車の費用は大学で負担します。
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遠方の場合でも霊柩車は手配していただけるのですか。
大分県内であれば遠方であっても、大学で手配します。
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献体したご遺体は、どのように保存されているのですか。
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ご遺体の保存については、防腐剤による処理を行い、一体ごと保管庫内で保存させていただいています。
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出棺の際は、近親者が大学まで付き添い、大学で最後のお別れをしてもよいのですか。
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原則として、大学ではお別れすることができませんのでご了承願います。最後のお別れは、ご自宅、病院、葬斎場等でお願いいたします。時間の許す限りお待ちいたします。
なお、近親者がお別れに間に合わないなど特別な事情がありましたら、あらかじめ大学担当者にご相談ください。
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献体後、ご遺体はいつ頃返還されるのですか。
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解剖学実習後、火葬をすませ、ご遺骨を返還いたします。
期間は3年程度です。ただし、保存処理などの状況により、ご遺骨の返還時期が異なります。
これは次のような理由によるものです。
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解剖実習で使わせていただくご遺体は保存期間の長い固定液を、手術手技研修で使わせていただいているご遺体は保存期間の短い固定液をそれぞれ使用しています。
このため手術手技研修で使わせていただいたご遺体は、1年から2年程度で返還し、解剖実習に使わせていただいたご遺体は、ご遺骨の返還希望がある場合は3年程度、返還希望のない場合は4年から5年でご遺骨を返還しています。
解剖実習では、ご遺体の防腐剤処理等の解剖準備期間として10ヶ月程度必要です。
実際の解剖学実習期間として、通常2ヶ月程度必要です。
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1年間の解剖学実習において使用させて頂くご遺体数は決まっています。
その年の実習に供されなかったご遺体は翌年の実習まで保管されます。
ご遺骨は、解剖実習終了後、火葬してお返しします。
その際には前もって大学からご遺族にお知らせします。
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ご遺体は3年程度で返還するとのことですが、その時遺族はどうしたらよいのですか。
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解剖終了後は大学がお世話し、大分市葬斎場又は秋草葬斎場(速見郡日出町)で火葬を行います。その際、ご遺族の方も出席いただき、その場でご遺骨を返還いたします。
また、当日ご遺族の方が火葬に出席できない場合は、後日大学にてご遺骨をお返しします。
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返還される遺骨は、希望すれば大学で散骨してもらえるのでしょうか。
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大学では、散骨できません。ご遺族での対応をお願いいたします。
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アイバンクに登録していても献体できるのですか。
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一眼を献眼された場合は、献体していただいておりますが、両眼とも献眼された場合は、献体をお断りしています。
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腎バンクに登録した場合、腎臓摘出後、献体できるのですか。
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腎臓摘出には大きな血管を切断することになり、献体されたご遺体に血管から防腐剤を注入しても、摘出個所から防腐剤が流出し、ご遺体を保存することが不可能となりますので、献体できません。
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感染症に罹った場合でも献体できるのですか。
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お亡くなりになられた時に感染症に罹患されていた場合、または既往症をお持ちの場合は、ご遺体を献体できません。
(令和6年11月1日更新)
既往症 死亡時に
罹患していたと
考えられる感染症結核 ○ × ウイルス性肝炎 ×※1 × HIV感染症(エイズなど) × × HTLV・1感染症(成人T細胞白血病など) × × 梅毒 × × 肺真菌症 ○ × プリオン病(クロイツフェルト・ヤコブ病など) × × 敗血症 ○ × MRSA感染症 ○ × リケッチア感染症(ツツガムシ病など) ○ × リステリア感染症 ○ × マイコプラズマ感染症 ○ ○ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) ×※2 × - ○献体できるもの ×献体できないもの
- ※1 C型肝炎につきましては、ウイルス除去を証明した書類を提出していただければ献体可能です。
- ※2 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)につきましては、死亡時に感染していたと考えられる場合あるいは感染を否定できない場合は献体をお断りします。ただし、感染後、主治医によって治癒が確認されている場合は、献体可能とします。
新興感染症(SARS、鳥インフルエンザなど)については、この限りではありません。また、前記の申し合わせ事項は変更される場合があります。変更がありましたら会報等でお知らせしますので、最新の会報等でご確認ください。
ご不明の点は、白菊会事務局までお問い合わせください。
電話 097‐549‐4411(代表)
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献体法が制定されましたが、本人の意思だけで献体できるのですか。
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ご親族の方の了解が必ず必要です。献体のご意思も最終的には、ご遺族の方によって遂行されることから、献体法の制定により故人の意思が尊重されているとはいえ同意は必要です。
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県外に転居した場合はどうしたらよいですか。
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他県にも同様の献体団体がありますので、そちらへのご入会をお願いいたします。
なお、退会手続きが必要になりますので、白菊会会報綴じこみの退会届に新住所等記入のうえ、白菊会事務局まで返送くださるようお願いします。
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死後、早い時期(2~3日で)に解剖できないのですか。
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ご遺体は解剖学実習をさせて頂くための防腐剤処理等の準備期間が必要です。
また、実習は授業時間割に基づいて行うため、短期間に解剖することはできません。
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慰霊祭は、いつ頃行われますか。また案内等はしていただけるのですか。
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慰霊祭は毎年1回、10月中旬~下旬に開催します。
献体していただいてから3回(3年間)までご遺族の方にご案内を差し上げております。
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献体バッジには、どのような意味があるのですか。
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善意の手、愛の手をつなぎ合わせて献体の輪を広げていく。この手と手を合わせるという意匠をデザインしたものです。
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エンバーミング処置を行った場合でも、献体できるのでしょうか?
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エンバーミングとは、ご遺体の経時的変化を最小限に抑えるため、一般業者によって施される保存処置等のことです。
この処置を行うことによって、大学におけるご遺体の固定・保存が十分にできなくなる可能性がありますので、献体できません。
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