大分大学医学部皮膚科学講座

大分大学皮膚科で研修する/大分大学皮膚科に入局するメリット

大分大学皮膚科に興味を持っていただき、ありがとうございます。ここでは「大分大学皮膚科で研修する/大分大学皮膚科に入局するメリット」というテーマで、お話しさせていただきます。
私は大分大学皮膚科に入局して10年以上が経過した医局員の一人です。皮膚科に興味を持っている医学生、研修医の先生、さらには、既に大分大学皮膚科に入局した専攻医の先生からも、しばしば、大分大学皮膚科のメリットはなんですか?と聞かれます。私も他大学の医局に入局したことはないので、比較は難しいのですが、私が考える大分大学皮膚科のメリットは、主に以下の2点だと思います。

  1. 経験を積むチャンスが多く成長が早い
  2. 自身のサブスペシャリティを身に着け、それを実践し活躍できる場がある

まず1から説明させていただきます。都市部と違って、大分県は皮膚科医の数が過剰ではありません(極端な人手不足という意味ではないです)。従って、若いうちから幅広く、充実した臨床経験を積むことが可能です(即ち、とにかく試合に出る、打席に立つチャンスが多いということです)。いずれ実感すると思いますが、臨床医にとって実際の経験に勝るものはありません。私自身、入局してから多彩な臨床経験を積む事によって成長することができましたし、当講座に入局した若手の成長も早いと感じています。さらに、各医師の希望、能力に沿った様々なチャレンジの機会が与えられることも魅力です(チャレンジ内容は本当に人それぞれです)。研修先、就職先の情報を集めていくと、どうしても、都市部の有名病院、大病院の煌びやかなHPやパンフレットに惹かれるかもしれません。一方で、一つの例えとして、野球の強豪校に入ったはいいが、球拾いばかりで中々試合に出ることが出来ない、等という事もよくあることかと思います。大分の皮膚科は決して層の厚い大企業という訳ではありませんが、よりはやく独り立ちしたい、と思う方には、よい環境だと思います。

続いて2について。よく知られていることですが、一つの事実として、いくら有名な病院で研鑽を積んだとしても、研修後、その病院で正式なスタッフとして勤務できる訳ではありません(もちろん全てとはいいませんが)。せっかく高度な知識や技術を身につけたとしても、それを活かせる場がない(少ない)ということは、この世界でよく耳にします。大分大学皮膚科では、これまで様々なスタッフが、関連病院勤務や留学等で新しい知識や技術を身に着け、それを大分大学に持ち帰り活躍しています。一方で皮膚科の世界は本当に幅広く、当講座はより多くのサブスペシャリストを必要としています。皆さんも自身のサブスペシャリティ、得意分野を身に着け、自分が中心となって活躍してみませんか?

皮膚科は特に専門性が高く、様々な現場で重宝される必須の役割を担っています。もし、大分大学皮膚科に興味を持っていただけたのであれば、是非一度、医局見学、ローテートを検討してみて下さい。皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

Page Top