項目Y 質の向上があった取組
医学科・看護学科共通

@「バイ・スタンダー教育・医学部全学生の心肺蘇生技術の習得に向けた取組」
(項目V)
生命を扱う自覚と学習動機を高めるために,H18年度より全新入生を対象に入学時オリエンテーションで心肺蘇生処置+AED講習を行うと共に講習会を随時実施している。
医学科
@「委嘱教員の任命」(項目T)
学内実習だけでなく学外臨床実習の充実を図るために128名の大分大学臨床教授,臨床准教授,臨床指導医を委嘱任命している。
資料5-1-1
: 臨床教授等数 PDFファイル
Wordファイル
A「再興感染症に対する教育」(項目V)
4年生では10名程度の選抜者をフィリピンのサン・ラザロ病院に派遣し,2週間の急性感染症医学の研修を行い,日本の病院ではほとんど診ることのない,マラリアやデング熱等の急性感染症患者を診ることにより国際医療に対する理解を深め,国際的な視野を持った医療人を育てている。
資料5-2-13
: 平成18年度大学教育の国際化推進GP)
B「研究マインドの育成」(項目V) 4年生に約2ヶ月間の研究室配属を平成14年度より実施して,実際の研究現場での研究者として活動することにより,研究マインドの育成に努めている。
C「模型のチュートリアル教育での活用」(項目V)
臓器別チュートリアル教育において,頭蓋,脊髄骨骼,肺,心臓等の臓器模型,分娩模型等を設置した。上記模型を容易に使用できる環境を整え,学生がチュートリアル学習時の疑問点の問題解決促進に役立っている。
D「模擬患者の養成」(項目V)
臨床薬理学講座が主体となり,平成14年に「豊の国医療教育ボランティア会」を設立し,模擬患者養成等の臨床教育支援体制充実を図っており,他大学のモデルケースとなっている。
資料5-2-14
: 新聞記事「豊の国医療コミュニケーションの集い」
PDFファイル
看護学科
@ 「医学部実習指導検討会による臨地実習指導能力の向上」(項目T)
平成18年度に附属病院看護部と医学部実習指導検討会を立ち上げ,臨地実習指導の問題・課題の把握と解決策を臨床側・教員側双方で検討してきた。その成果が各実習においてあらわれて始めており,実効性の高い取組みとなっている。
A「教員の教育力向上に向けたFD活動の組織化」(項目T,V)
FD活動(教育評価や研修会等)の位置づけや方法を明確にし,組織的・計画的な取組になるよう整備した。そのため教員間で授業の工夫や成果を共有し,教育方法に反映することがより可能となった。
B「国際的視野を養う教育の場・機会の創設」(項目U)
医学科で継続実施されているサン・ラザロ病院研修に看護学科学生も参加する機会を得ることができた。高麗大学との教育・研究に関する国際交流もスタートし,学生にとって国際的な視野を養う場・機会が広がった。
(項目T〜X)
平成21年度より改正保健師助産師看護師学校養成所指定規則が適用されることを契機に,現行カリキュラムの抜本的な見直し作業をすすめている。その過程において,看護実践能力育成に向け,卒業時到達度の明確化,主体的な学習を支援する教育環境整備,附属病院看護部との教育体制基盤強化等の課題が明確になった。
|
|