項目U  教育内容


医学科
 準備教育・医学教育モデル・コア・カリキュラム,診療参加型臨床実習のガイドラインに 則った科目は全て必修科目としている。その他の教養科目は全学共通科目から履修している。
入学直後,専門教育および臨床実習開始前にはイントロダクトリー・コースT〜Vを設け,学生が スムーズに新しい修学段階に移行できるようにしている。
 専門教育ではチュートリアル教育を実施すると共に,海外での急性感染症医学の研修も行っている。臨床教育では診療参加型臨床実習を5年次前学期から58週間行っている。
 これらにより準備教育・医学教育モデル・コア・カリキュラムと診療参加型臨床実習を 完全実施している。
 資料5-2-5 : 医学科カリキュラム    PDFファイル

看護学科
  教育課程は,基礎から応用へ,一般から個別・特殊性へという視点で系統的に組み立てている。
 資料5-2-6 : 看護学科カリキュラム    PDFファイル     Wordファイル
 
 専門科目では10の選必/選択科目を設け,学生の関心により学習できるよう選択肢を広く準備している。
 学生は臨地実習を重ねる中で,学内で学んだ知識を統合し看護実践能力の基盤と看護観を形成していく。 そのため看護学科では看護学実習の総26単位を重要な授業ととらえ,実習終了後には教育評価会議を開催し, 実習教育の成果と課題を検討している。また,学生が看護基本技術の経験度と到達度を自己評価し学習課題を明確にするために,「看護基本技術確認表」を作成し平成17年度から適用している。



医学科
 チュートリアル教育評価の一環として学生によるコースとチューター評価を行い,附属医学教育センターによる分析結果を教員にフィードバックしている。
 6年次9月に開講される「総合医学のレビューとキーポイント」の開講科目・講師の 選定や,卒業試験日程を学生との協議により決定している。
 資料5-2-7 : 総合講義日程    PDFファイル     Excelファイル

一方,地域医療の充実に対する国民からの要望が高まっているため,20年度から地域医療に関する講義を合計480分増やすと共に,2週間の選択臨床実習は学外で地域医療実習として行うこととした。 また,医学生のために大分県が主催する「大分県地域医療研修会」への積極的参加も促している。

看護学科
 看護学科では,平成17年度から社会の要請に応える教育内容の検討を重ね,平成19年度には看護学科の 教育の特色を5点にまとめ公表することとした。
 資料5-2-8 : 看護学科の教育の特色    PDFファイル     Wordファイル

 国際交流としては,平成18年度に高麗大学との学部間協定締結により,県立長崎シーボルト大学を 含めた3大学交流が始まった。平成19年8月には看護学科において第2回日韓国際合同カンファレンスが 開催され,多くの学生が参加した。また,平成19年9月にはサン・ラザロ病院において,看護学科4年生2名が初めて研修を行い貴重な学びを得た。
 平成17年度から一般市民の生涯学習のニーズに応えるために,専門科目の公開授業を行っている。


 近年医師不足,看護師不足や質の高い医療人の養成が社会問題となっている。医学部では臨床能力の育成に 重点をおいた教育を展開しており,高い国家試験合格確率で福祉,高齢者医療,地域医療などを担う人材を 養成している。

  
 

  医学部の教育目的と特徴

  現状の点検

  項目T 教育の実施体制

    項目U 教育内容

  1.教育課程の編成
  2.学生や社会からの要請への対応
  3. 現状の評価
  項目V 教育方法
  項目W 学業の成果
  項目X 進路・就職の状況
  項目Y 質の向上があった取組