項目X 進路・就職の状況
医学科
医学科では疾病等の特別な事情のある場合を除くと全ての学生が問題なく就職している。現在まで24期2,400人余りの卒業生を数えるが,卒後10年以上の者(約1,400名)では15%が自校の,13%が他大学の教員となっている。また,県内で診療に従事する者は44%であり,教育や地域医療に貢献している。
資料5-1-5
: 医学科卒業生の進路(卒後10年以上)
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看護学科
卒業生のうち,8〜9割が病院あるいは保健所・市町村に就職し,数名が大学院や助産師養成所等に進学している。
資料5-1-6
: 看護学科卒業生の進路
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進路支援は,学生の主体性を重視するとともに,学生の相談に即応できるよう看護学科の就職部会が中心となり情報提供・相談会開催をシステム化し実施している。また,指導教員が担当学生の進路相談の窓口となり,いつでも相談に応じている。

医学科
医学系では教授選定は一般に全国公募で行われるが,卒業生から4名が他大学の医学系教授に選定されている。また,他大学で教鞭を執る者も約180名を数える。
資料5-1-5
: 医学科卒業生の進路(卒業10年以上)P5-12
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看護学科
平成18年度診療報酬改正(7対1看護体制)を背景に,県内外の病院から求人案内が多数あった。病院側の要請により推薦による採用試験を受け入れ,平成18年度より学科内で推薦の基準や手続きを整え適用している。
卒業生が最も多い医学部附属病院看護部とは,医学部看護ユニフィケーション・システム推進委員会を通じて卒業生の評価を把握している。卒業生の中には,実習指導者として実習教育に貢献する者もあらわれている。
大分医科大学開学以来この30年間で大分県内の医師数は倍増されるとともに,県内の病院で活躍する医師も増えている。
資料5-1-7
: 大分県の医師数の変化
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一方近年,大分県内に残る学生が減少し,県民に県内の医師不足に対する不安が広まっている。しかし,卒業生の自由な任地選択を妨げることもできず,医学科では卒業生の県内定住策に苦慮している。
看護学科では,附属病院看護部との協働による看護生涯学習システムの構築に取り組んでいる。
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