[発行] 大分医科大学医学部附属病院広報誌発行委員会

放射線部紹介

(看護師)

 放射線部は何をするところかご存知ですか?X線撮影をするところ!そうです。でもX線撮影をするところで看護師の姿を見かけることはあまりないのではないでしょうか?では、いったい放射線部の看護師は、どこにいて何をしているのでしょうか。ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、放射線部は一階フロアの中で最も広い面積を占めており、一般撮影のほかに血管造影・一般造影・透視・MRI・CT・RI・超音波など、画像診断をするための多くの検査室があります。また、放射線部では、検査ばかりではなく、放射線治療や、IVRと呼ばれる血管内に数mmのカテーテルを挿入して行う血管形成術、血管塞栓術、動注療法などの治療も多く行っています。

 私たち放射線部の看護師は師長を含めて7名ですので、一般のX線撮影室にはいませんが、一般造影室、透視室、血管造影室、心臓カテーテル室、放射線治療室、放射線外来のそれぞれの場所で、医師や技師とチームワーク良く、入院および外来患者さんの治療検査の介助と看護を行っています。

集合写真 私たち看護師が一番心がけていることは、患者さんの不安な思いを少しでも軽くして、リラックスした状態で検査治療を受けていただけるように配慮することです。また、何よりも安全かつ確実に治療検査を終了することが出来るよう、安全の確保には最大の注意を払っています。それぞれの検査室の前で、先ずお名前と生年月日を確認させて頂いているのもその為ですので、ご面倒でしょうがご協力下さい。

 一日中厚い壁に囲まれ、重たい防護服をつけて働いている私たち看護師にとって、患者さんお一人お一人とのふれあいが毎日の活力の源です。そして患者さんからの生の声が、何より明日の看護の道しるべになります。お気づきのことがありましたら何なりとご意見をお聞かせいただければ幸いです。

(文責 放射線部看護師長 香下 和代)

最終更新日時: 大分医科大学総務部庶務課文書係作成