[発行] 大分医科大学医学部附属病院広報誌発行委員会

患者さんの『声』にお答えします
患者さんの「声」は要約して載せておりますのでご了承願います。

 

「声」
小児外来へ子供の定期検診に行ったのですが、突然オタフク(流行性耳下腺炎)の患者が入ってきて困りました。感染症室を設置してほしいです。(外来男性 33歳)
「お答え」
感染症については、十分気をつけていたのですが、申し訳ございませんでした。小児科外来では感染症室を設けていますので、患者さんに分かりやすいように表示いたします。
「声」
X線のフィルム袋を患者さんに持たせることはどうかと思いました。高齢者や身体の不自由な方は大変だと思います。何か良い方法は無いものでしょうか。(外来女性 66歳)
「お答え」
フィルム袋は、診療放射線技師が患者さんの状態をみて、持てるかどうかを尋ね、持てるようであれば患者さん自身に持っていただいています。高齢者や身体の不自由な方の分は、できる限り自走台車搬送としておりますが、自走台車は単線ですし、カルテの搬送もしておりますので、全ての患者さんのフィルムを送付することはできません。なお、近い将来は医療画像を電子化し、フィルム搬送をなくすよう検討していきたいと思います。
「声」
婦人科外来において、以前、精神的に相談にのってもらえて、とても満足のできる治療も行ってもらえ感動していましたが、担当の先生が辞められてからは、半年に一度の診察のたびに先生も変わり、一から説明をしてうんざりです。(外来女性 42歳)
「お答え」
婦人科の患者さんは「言いたくない内容」や「精神的な悩み」のある方が多くおられるため、外来診療はできる限り同じ医師が担当するようにしております。しかし、本院は大学病院であり、各分野の知識、技術を習熟させるため1〜2年ごとに診療担当部門の交替をしなくてはなりません。また、他の病院へ転出したり、臨床研修のため海外へ留学したりすることもあります。その点をご理解いただき、今後ともご指摘の点を十分配慮した外来診療の実施を心がけたいと思います。
「声」
障害者用のトイレで、次のトイレットペーパーが遠すぎる。(入院女性 41歳)
「お答え」
予備を手の届く範囲に置くように指導しました。
「声」
私が入院中に最も苦痛だったことは、隣の人のいびきでした。うるさくて眠ることができませんでした。(入院男性 64歳)
「お答え」
同室者のいびき等で眠れないときは、できる範囲で対処いたしますので、看護師にご相談ください。
「声」
車椅子用トイレのことですが、男性用トイレの入口と同じなので、利用する時、男性の方がいると恥ずかしいです。出来たら男性用と女性用の間に造っていただくと入りやすいと思います。(外来女性 23歳)
「お答え」
現在、病院再開発を計画しており、その際の検討事項とさせていただきたいと思います。
「声」
1階西病棟に入院していたのですが、看護師さん達の気配りに大変感激しました。師長さんの教育がいいのだろうと思いました。安心して入院生活がおくれました。大変なお仕事でしょうが、これからも患者が安心して入院生活をおくれるようがんばってください。(入院患者より)
「声」
最新の医療が受けられ何よりと思います。第一線でがんばる医師や看護師さん達に深く感謝しながら、同室の人達と人生を話し合い退院できる日を待っております。行き届いた掃除に感謝。(入院男性 70歳)

(文責 サービス推進委員会委員長・病院長 茂木 五郎)

最終更新日時: 大分医科大学総務部庶務課文書係作成