[発行] 大分大学医学部附属病院広報誌発行委員

患者さんの『声』にお答えします
患者さんの「声」は要約して載せておりますのでご了承願います。

 

「声」
無神経な看護師さんがいます。患者さんの足を触った後,他の患者の体に触れる等。触れられた患者は嫌です。
「お答え」
たいへんご不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。今後はこのようなご指摘を受けないようにいたします。ご意見をいただき感謝申し上げます。
「声」
病棟のトイレは,履き替え(スリッパ)でなく不潔かと思います。(外来女性 36歳)
「お答え」
トイレは不潔であるというイメージをお持ちのようですが、できるだけそのようなイメージを与えないように、清掃には注意しています。定期清掃は、午前・午後の2回と汚染時には、その都度除菌・洗浄効果のある専用の洗浄剤を用いて清潔に心がけています。
スリッパの履き替えを提案されておられますが、不特定多数の方が履き替える方法は、かえって不潔になりがちですし、スリッパは履き替え時に転倒の危険性もあります。
今後もトイレの清潔には、細心の注意を払いたいと思いますのでご了承頂きたいと思います 。
「声」
病棟の浴室について、浴室の掃除は、入浴した患者さん各自で行ってもらう事になっていると聞きましたが、浴室には浴槽を磨くタワシさえなく、もちろん洗剤もありません。こういう状況でどう清潔を保つのでしょうか。病棟の床やトイレを掃除されているのだから、1日の最後に浴室の清掃も行うべきだと思います。(入院女性 49歳)
「お答え」
浴室の清掃について、ご不快な思いをさせてしまいまして申し訳なく思っています。日常の浴室清掃については、毎朝清掃担当の職員が除菌・洗浄効果のある洗浄剤を用いて清掃をしておりますが、患者さんが入浴されたあと、ご指摘のような汚染の激しい状態が起こることは考えられます。その際には、看護師が清掃担当の職員に指示するようになっています。患者さんに清掃させるようなことがあってはならないことです。看護師達には、指導を徹底したいと思います。大変ご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんでした。
「声」
どうしてもっとも人通りが多くて、最初に病院のイメージを決定する病院玄関を喫煙場所に選んだのでしょうか?喫煙場所は、もっと人通りの少ないところ、他人に迷惑をかけないところにすべきでしょう。大学敷地内禁煙としているところもあります。
もっと、まじめに健康問題を考えるべきだと思います。(その他男性 39歳)
「お答え」
本院では、外来、中央診療施設部分については、昨年(平成14年)7月1日から、また、病棟部分を含む病院建物内すべてについては本年6月から禁煙としております。病院玄関の部分についても禁煙を検討していますが、代替部分(施設)を含め問題があり、未だ結論に至っていません。いずれにせよ早急な改善が必要であり、前向きの検討をしております。

(文責 サービス推進委員会委員長・前病院長 茂木 五郎)

最終更新日時: 大分大学医学・病院事務部管理課作成