もくじ
第2号 H 12.7/1
 医薬分業について
 内科第2紹介
 外科第1紹介 
7階西病棟紹介
 検査部紹介
 ET・WOCナース紹介
 おくすりのコーナー
かけはしホーム

外科第一 当病棟は、病院の最上階に位置します。そのため、南に霊山、北に由布、鶴見の山々が一望できる眺めのよい病棟です。朝焼けの綺麗な日には、ご高齢の患者さんが、朝日に向かって手を合わせています。こんな清々しい気持ちになれる病棟で、18名の看護婦と、1名の看護助手が連携を取り、45名前後の患者さんとご家族に看護を提供しています。

内科写真 7階西病棟(内科第2)には、心臓・腎臓・呼吸器・血液・消化器など様々な病気の方が入院しています。内科の治療の中心は、飲み薬となります。そのため患者さんの中では、一度に10種類前後の薬を飲んでいる人も少なくありません。ご高齢の患者さんも多く、薬の自己管理に問題が出てくる事がよくあります。そのような時、私達は、入院時より退院後の生活を考え、できる限り患者さんが、ご自分で管理できるようになる事を考えています。つまり、患者さんひとりひとりの状態に合わせた方法を、患者さんやご家族と一緒に考えていくことです。この様に、私達は、患者さんやご家族と一緒に、病気を治すために、また病気と上手に付き合っていくために、よりよい方法を探す努力をしています。

 また、患者さんが、治療のためや、体力が落ちているために、ご自分で身の回りの事が出来ない時、私達は、体を拭いたり、髪を洗ったり、お食事の準備や介助などを行います。何かご不自由を感じている時は、我慢せずに、その場で看護婦に声をかけてください。一緒に良い方法を考えていきましょう。

 以前は、「治療方針は、医師に任せます。」という患者さんが多くいました。しかし、最近は、患者さんがご自分の事を考え、治療を選択する時代となってきました。患者さんが納得して選択できるように、私達は、医師やその他の医療従事者と協力して、あらゆる情報を提供します。そして、患者さんやご家族が、自分自身を尊重した選択ができ、治療を受けられるよう支援させていただきますので、どんなことでも、何度でも、お尋ね下さい。

 私達は、患者さんが退院される時に「ここで治療を受けてよかった。」と思っていただけるように、患者さんやご家族を中心とした看護を目指し、今後とも努力をして行きたいと考えています。

(文責 神田 泰恵)

無菌室での処置の様子
無菌室での処置の様子