2005年の患者満足度調査結果について
サービス推進委員会委員長 藤原作平 |
昨年11月に、本院の外来と入院の患者さんに御協力をいただき、「患者満足度調査」を実施しました。その結果の主なものを図にまとめ、前年の結果と比較して簡単に説明いたします。
まず、外来に関しては、今回、職員の応対について職種別に調査しましたが、いくつかの部署で、不満足度が高い結果が出ました。医師の説明のわかりやすさについても、約10%の方が不満足という結果が出ました。
待ち時間については、2005年1月から新しい予約システムに変更したこともあり、診察室での待ち時間についての不満足度は、36%から20%へと大幅に減少しましたが、依然多くの患者さんの満足が得られていない状況であり、会計、保険確認での待ち時間も併せた待ち時間の短縮が、今後の私たちの大きな検討課題であることがわかりました。しかしながら、検査や外来診察室数の関係から、どうしても診察に時間がかかる事情もございますので、何卒皆様の御理解と御協力をいただきたくお願い申し上げます。
前年と同様に1)職員の応対と2)医師の説明のわかりやすさ、3)待ち時間の3項目の良し悪しが、患者さんがこの病院を評価するにあたって、重要であると考えておられることもわかりました。
入院に関しては、食事以外は、どの病棟においても、おおむね満足いただいていることがわかりました。食事についての不満足度は、20%から23%へと増加しており、一工夫する必要があると考えております。なお、病室での携帯電話の使用や、病室での長時間の面会に対する苦情も寄せられておりますので、皆様にはルールを守って病院を利用していただきますようお願い申し上げます。
また、外来・入院患者さんともに、病院の設備に対する要望が多く寄せられていました。車椅子専用駐車場及び屋根つき歩道については、整備を完了しており、浴室の時計などもご要望に沿って設置する予定にしております。
今後も、「患者満足度調査」を実施し、その結果を踏まえながら可能なところから改善していきたいと考えております。
調査への御協力誠にありがとうございました。

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