7階東病棟は病院の最上階に位置します。病室の窓からは四季折々の変化が楽しめ、療養環境には最適の場所です。病床数は49床で特徴としてCCU (冠疾患集中治療室) 2床と内科系特別室1床があります。また、病床稼働率も100%を超えベッドはフル回転の状態です。この病棟で私たちは、看護婦18名と看護助手1名で看護を行っています。全病棟一平均年齢が若く美人ぞろい?と自負し、日々の忙しさをものともせず楽しく働いています。
診療科は内科第1で医師は肥満・糖尿病、循環器、消化器、腎臓、膠原病、内分泌、心療内科の7グループに分かれて診療を行っています。治療する疾患も多岐にわたり、当然看護婦にも幅広い知識と専門的な技術が求められます。そのため学習会や事例検討会を行って、その人にあった個別性のある看護が提供できるように心がけています。内科病棟ですから慢性疾患の患者さんを対象にしていますが、最近は生活習慣病で入院される患者さんが増えています。生活習慣病は予防と進行を食い止めることが大事です。そこで患者さんと共にこれまでの生活を振り返ったり、病気についての理解を深めていただくためのお手伝いをしたり、退院後継続できる目標を一緒に考えています。また、医師や看護婦、栄養士による合同カンファレンスを行っており、患者さんの意思を尊重したチーム医療ができることを目指しています。
7階東病棟では、入院・外来の患者さんを問わず糖尿病教室を開催しています。3週間を1クールとしてスケジュールを組み、医師・看護婦・栄養士・歯科衛生士それぞれが担当しています。何度聞いても良い話ですから、興味のある方は7階東病棟カンファレンス室においでください。これからも患者さんの思いを確認し、患者さんに満足していただける看護が提供できるように努力していきたいと思っております。 (文責 小串 なをみ)