7月18日(火) 19時から外来ホールにおいて入院患者の皆さんに音楽を楽しんでいただこうと、「ふれあいコンサート」を開催しました。
コンサート会場となった外来ホールには、市民のボランティアグループ2団体による、マンドリン五重奏、ピアノ・エレクトーン・フルートの演奏、本学学生コーラス部によるコーラスが行われ、懐かしのメロディーから最新のヒット曲までを幅広く演奏し、入院患者さんは、知っている歌に指でリズムをとり、小声で歌うなどして、闘病の憂いさを忘れるつかの間のひとときとなりました。
当日は、入院患者さんや職員等、約250人の来場者があり、素晴らしい演奏や歌声に盛んに拍手を送っていました。
入院患者さんに元気を取り戻してもらおうと歌う学生コーラス部 「ユーベル・エコー」
9月1日(金)19時には、ベトナムの人気歌手ホン・ハンさんによる 「ふれあいコンサート」 が開催されました。このコンサートはホン・ハンさんの親族が本院で喉頭がんの手術を受けたことがきっかけでボランティアコンサートが実現しました。
日本語で挨拶したホン・ハンさんは、客席にも足を運びながら 「川の流れのように」 「天城越え」 など、日本語で歌う日本の歌を交えて、11曲を歌いつぎ、途中ベトナムの民族衣装にも着替え、最後には客席も一緒になって 「翼をください」 を大合唱し、盛んな拍手を浴びました。患者さんから花束を贈られるなど、友好の輪も広がりました。
会場の外来ホールは、入院患者さんや見舞客、教職員など約350人が集まり、ときには手拍子を打ちながら、ベトナムを代表する歌手の歌声に聞き入っていました。
コンサートを終えてホン・ハンさんは 「涙を流してくれた患者さんもおり、気持ちが通じた。コンサートを開くことができてうれしい。」 と語りました。
ギターを弾きながら歌うホン・ハンさん
「ふれあいコンサート」 は原則として、年2回、7月、12月に開催されます。
(文責 庶務課庶務係 阿部 文生)