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カフェインの作用  |
カフェインはコーヒーをはじめ、緑茶、紅茶、ウーロン茶、コーラ、チョコレート、その他栄養ドリンクなどに含まれています。主な作用は覚醒作用、脳血管収縮作用、利尿作用で、医薬品としても使われることがあります。なお、副作用には、不眠、めまいなどがあり、服用している薬剤によっては、相互作用(飲み合せ)に注意が必要な場合もあります。通常、飲み物に含まれるカフェインの含量は、煎れ方などにより異なりますが、コーヒー1杯に100〜150mg、お茶1杯50〜75mg、コーラ1杯30〜50mgといわれています。
コーヒー、紅茶などはその香りでリラックスでき、よいリフレッシュになりますが、毎日コーヒーを2〜3杯程度摂取している方が、コーヒーをやめると、カフェインがきれ、頭痛が起きることがあります。これは退薬症状の一種です。個人差もありますが、飲みすぎには注意が必要です。
(文責 薬剤部 大塚 昌代)
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