第6号目次 | ||
看護の日 | ||
「ふれあい看護体験」を受け入れて
今年で「看護の日」制定11年目を迎え、恒例の「ふれあい看護体験」が実施されました。高校生20名の参加者のうち2名が男子学生でした。私は、この男子学生二人を担当することになりました。彼等の期待を裏切ることのないように万全を期して準備をしました。
初めて着用した彼等の白衣姿は、新鮮でよく似合っていました。患者さんへの接し方も初めてとは思えない程丁寧でした。患者さんの足浴をしたり、一緒に散歩をしたり、血圧測定なども経験しました。彼らは、放射線技師や整体師を希望していたので、放射線部や理学療法部の見学も組み入れました。参加前は看護に興味はないと言っていましたが、終了後、それぞれに「看護はきつい仕事だけど、やりがいがある仕事だと思います。」、「患者さんの笑顔を見ているとやる気が出ました。」と感想を述べていました。
私も、この純粋な二人に触れることが出来、忘れかけていた「初心」を思い起こすことができました。彼らにとっても、私にとっても意義深い「ふれあい看護体験」でした。
(文責 2階西病棟 佐藤 真由美)