医学生物学講座(当時は生物学講座)の教授として、平成27年(2015年)5月に着任しました。大分医科大学を卒業し大学院に入学してから約20年以上は病理学の研究と教育に従事していましたが、「医学生物学」(私が名付け親)という新しい分野に挑戦することにしました。これは、医学の視点から生物学を学び研究するものです。生物学の専門家ではありませんが、医師としてまた基礎研究者として、他にはない講座にしたいと思っています。
基礎医学研究は出口が見えない地道な分野ですが、これからも研究に対する情熱と喜びと大切さを、少しでも次世代の方に伝え、医学・医療に貢献できるように努力していく所存です。
すでに当院で保管している診療情報や試料などの余りを用いて調査する研究(後ろ向き研究)については、国が定めた倫理指針に基づき、あらかじめ研究に関する情報を公開した上で、研究の対象となる方に拒否の機会を保障しています(※)。
公開されている研究の中に、ご自身に関係する研究があり、「この研究には協力できない」と思われる場合には、患者さんご本人やご家族の希望により、研究の対象となることを拒否することができますので、該当する研究の問合せ先へ遠慮なくお申し出ください。
なお、研究の対象となることを拒否される場合においても、対象となる方に不利益が生じることは一切ありません添付の文書をご覧になってください。
(※)あらかじめ研究に関する情報を公開し、研究の対象となる方に拒否の機会を保障することで患者さんの同意を省略することを「オプトアウト」といいます。
【研究課題名】
飲酒後の自覚症状と尿・唾液中の代謝物質との関連についてのメタボローム解析
【研究の対象】
この研究は以下の方を研究対象としています。
2023年に実施した臨床研究「多量飲酒時の水摂取が翌日の酔いへ与える影響の検討」に参加された方
医師であれば必ず“研究マインド”、つまり今明らかではない疾患のメカニズム、より侵襲が少なく高感度な診断法、治療法などを追及することが大切です。一緒に研究してみませんか?初心者大歓迎。もちろん経験者も大歓迎です。