発表しました!研究室配属
大分大学医学部では、4年次生になりますと、基礎講座、臨床講座にそれぞれ約8週間配属され、スペシャリストの指導のもと研究およびその成果発表会が実施されます。
当講座では、新講座開設とともに、2013年から研究室配属の受け入れを再開しました。
今年は平石瞳美さんが10月15日に発表しました。
2013年
4年生 辛島高志君
テーマ:「肺腺癌におけるdriver gene mutation(EML4-ALK融合遺伝子、EGFR変異)の解析」
2014年
4年生 續木彩加さん
テーマ:「EGFR遺伝子変異を有する肺腺癌におけるc-METの発現に関する研究」
2015年
平石瞳美さん
テーマ:「肺扁平上皮癌におけるPD-L1の発現とその機序に関する研究」
指導医 小副川 敦医師よりメッセージ
2015年度は4年生の平石瞳美さんが研究室配属で来てくれました。
テーマは、肺扁平上皮癌におけるPD-L1の発現に関する研究で、癌治療における最先端の話題について、新たな視点からその機序を解明するというものでした。学生には難しいテーマかと思いましたが、熱心に知識を吸収し、文献や討論を通じて、研究テーマを理解し、堅実な手技を通じて、大変興味深い結果を残してくれました。8週間という短い期間でしたが、平石さんが残した結果をもとに、さらなる研究を進めていけたらと考えています。研究発表も堂々としていて質疑応答も上手くできていたと思います。今後もたまには研究室に顔を出してくださいね。