小児科病棟では、がんばって病気と闘っている子ども達に楽しい時間をつくることで、少しでも入院生活の励みになればと考え、毎年7月に七夕会を行っています。
今年も6月末に医師が取ってきた笹が病棟のプレイルームに設置されました。毎週木曜日の集団遊びの時間に子ども達と一緒に準備をすすめました。子ども達や御両親、医師や看護師の願いが書かれた短冊や、皆で作った飾りでいっぱいの素敵な七夕飾りができました。
七夕会は7月3日に小児科病棟の食堂で行いました。当日は、どんな催しがあるのか楽しみにした子ども達がたくさん集まってくれました。ボランティアの方々の朗読劇では、子ども達に「掛け声」の大役がまかされ、大きな掛け声を出して参加しました。毎年ボランティアで来てくださる澤井さんの手品では、子ども達から驚きの声が上がりました。看護学生の人形劇では、子ども達に大人気のアンパンマンが登場し、みんな大喜びでした。最後は医師・看護師合同で、数日前から準備して練習した「アイーン体操」を踊りました。いつもと違うスタッフの姿に、子ども達だけでなく一緒に参加したお母さん方の笑いも誘い、大盛況でした。
いつもがんばっている子ども達の笑顔や笑い声があふれ、楽しいひとときを過ごすことができました。
(文責 豊東 真知子)