新病院情報システムについて

1月から受付機や医事窓口で外来の患者さんにお渡ししている「本日の案内票」はいかがでしょうか。1月からの新システム稼動に合わせて、すべての来院患者さんに「予約来院受付機」あるいは「再来受付機」に診察券を通していただいています。受付機で受付を済ませますと、患者さんが来院されたことが外来受付や医師にわかるようになっています。また、受付機横のプリンターからその日に予定されている診察や採血、検査を印刷した「本日の案内票」が出てきます。7月からの電子カルテの本格的導入に先駆けて、患者さんへの様々な医療行為の予定と実施状況をコンピュータで管理できるようになり、外来診療を円滑に進めるためその情報を患者さんにも「本日の案内票」としてお伝えすることにしました。
検査や採血、注射のときに、外来患者さんの場合は「本日の案内票」に印刷されたバーコードを、入院患者さんの場合はリストバンドを読み取り、患者さんと医師の指示の確認を行い、また、その行為が行われたことをコンピュータに登録するようにしています。
ベッドサイドでも看護師が携帯型の端末を持って、医師からの指示の確認や体温・脈拍・血圧などの入力を始めました。この端末で入力した値は、無線ですぐに医師の端末にグラフで表示されるようになっています。
新システムが稼動して間もないこともあって、システムおよび運用上で皆 さんにご迷惑をおかけしていることと存じますが、順次改善しておりますのでご容赦ください。
(文責 医療情報部 島岡 章)
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