病院機能評価の認定について
本院は、平成16年8月23日、(財)日本医療機能評価機構による病院機能評価(Ver.4.0 一般病院)で認定されました。
評価機構は、学術的・中立的な第三者の立場で医療施設の評価事業を実施する組織で、平成7年7月に国等を出資者として設立された財団法人です。
評価機構が行う病院機能評価事業は、申請のあった病院に対して「書面審査」と「訪問審査」を実施し、一定の病院機能を所持している病院に対し、「認定証」を交付するものです。
書面審査は、施設基本票、部門別調査票、診療機能調査票、経営調査票と自己評価調査票からなり、病院の責任者等が所定の質問票に回答、評価し、機構が審査するものです。
自己評価調査票の評価領域には次のものがあり、評価項目数は、大項目72、中項目178、小項目577でした。
1 病院組織の運営と地域における役割
2 患者の権利と安全の確保
3 療養環境と患者サービス
4 診療の質の確保
5 看護の適切な提供
6 病院運営管理の合理性 |
自己評価の方法
小項目を3段階評価(a、b、c)し、中項目は小項目判定を勘案して、5段階評価(1〜5)を行います。
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これに対し訪問審査は、病院機能を客観的に評価・判定する手法の研修をうけ評価機構から委嘱された評価調査者(サーベイヤー)が、病院を訪問して「訪問審査調査票」に基づき所定の項目について審査するものです。
先に実施された書面審査の分析結果を事前の参考資料として訪問審査が行われます。
この認定証取得は決してゴールではなく、「医療の質が一定のレベルにある」という認証に過ぎないものであり、次に向かっての「始まり」として、医療の質の更なる向上をめざして努力を継続してまいります。認定期間は5年間です。
大分大学医学部附属病院の理念・基本方針
【理 念】
本院は、
「患者本位の最良の医療」を基本理念とする。さらに、高度先進医療の開発と提供をとおして、倫理観豊かな医療人を育成し、地域社会の福祉に貢献する。
【基本方針】
本院は、
一 患者本位の医療を実践する。
一 医学、医療の発展と地域医療の向上に寄与する。
一 教育、研究、研修の充実を図る。
一 病院の管理・運営の合理化を推進する。
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