医療安全管理部は、患者さんに信頼される安全な医療を目指して活動しています。職員間の情報交換及び研修を目的として、平成14年1月24日に第2回リスクマネジメントフォーラムを開催しました。今回は、外科第2と内科第3の医師より、医療事故防止に対する取り組みの発表がありました。外科第2の発表は、忙しい業務の中で、医療事故防止策を研修医にどの様に習得させるかについての悩みでした。また、内科第3からは、注射指示の間違いを防ぐために医師用注射指示ファイルを作成している事例や、リストバンド装着徹底への取り組みが紹介されました。そして、両診療科から出された内容に対し、活発な意見交換が行われました。
医療安全管理部からは、前年度に比べ職員の医療事故防止に対する意識が向上していることなどの報告がなされました。
最後に「リスクマネージャーの役割と機能」というテーマで、九州大学大学院医学研究院医療経営・管理学講座助教授 鮎澤純子先生による特別講演が行われました。
参加者数はリスクマネージャー72名とその他あわせて、177名でした。より安全で良質な医療を行う為に、今後もフォーラムを継続していきたいと考えています。
(文責 安藤 三千代)