ドクターヘリ導入機種のデモ飛行を実施

平成 24年 5月 16日

大分大学医学部附属病院は5月16日、今年9月に運航を開始する予定の『大分県ドクターヘリ』導入機種によるデモンストレーションを実施しました。

大分県ドクターヘリとして導入される「川崎BK117C2」型ヘリコプターが医学部グラウンドのヘリポートに着陸し、野口病院長をはじめとした本院医療スタッフの他、大分県の関係者及び周辺自治会の代表者などがドクターヘリを見学し、5回のデモ飛行を行いました。

デモ飛行に搭乗した自治会の代表者は、自動車と比較して、搬送時間の短縮はもとより揺れの少ないヘリコプター搬送の優位性を実感され、騒音についても現在医学部グラウンドに離発着している大分県防災ヘリと比較して明らかに低減されているとの感想が聞かれました。

実際に搭乗することとなる救命救急センターの医師及び看護師は、機体の装備などについて熱心に質問し、昼休み時間には医学部学生も見学に訪れ、操縦席に座ったり、写真を撮ったりするなど、間近で見る機会の少ないヘリコプターに興味津々でした。

報道各社も取材に訪れ、『大分県ドクターヘリ』導入への期待と関心の高さがうかがえました。