本院では受診された患者さんの貴重な個人情報を含む診療記録を、医療機関としてだけでなく教育研究機関として所定の目的に、また、医学部及び附属病院の管理運営のために必要な範囲で、これを適正に取得し、利用させていただきます。
その取り扱いにつきましては、患者さんのプライバシーの尊重が最重要と考えています。このため、本院が取り扱う個人情報の漏洩、滅失またはき損の防止その他の個人情報の適切な管理のため、病院長が保護管理者となり、安全管理措置の徹底を講じてまいります。
また、患者さんと確かな信頼関係を築き、安心して受診していただくために、本院は下記の基本方針に基づき医療情報の管理を行い、患者さんの個人情報の保護に努めます。
- 本院では、個人情報保護に関する法律・規則及び関連指針を遵守し、患者さんの個人情報を適正に管理します。
- 本院では、必要な範囲において個人情報を収集していますが、その利用目的に関しては院内に掲示します。本院が収集した個人情報を教育や研究に用いる場合がありますが、可能な限り匿名化を行い、患者さんのプライバシーを侵害しないように努めます。
- 本院では、患者さんの個人情報を適正に取り扱うために、責任者を置き、職員・学生・研修者等院内関係者に対して継続的な教育を行います。
- 本院では、患者さんの個人情報の紛失、破壊、改ざん及び漏洩を防止し、安全で正確な管理に努めます。
- 本院では一部の検査等を外部の検査会社等に委託する場合は、信頼のおける施設等に委託すると同時に、患者さんの個人情報を不適切に扱われないように契約を取り交わします。
- 本院では、患者さんの健康及び生命を守るために、診療上、医療情報を第三者に知らせることが求められる場合でも、その必要性を慎重に検討し、できる限り患者さんの個人情報を保護するように努めます。
- 本院では患者さんから自己の個人情報について開示等の請求があった場合には速やかに対応いたします。なお、開示等に応じられない場合はその理由をご説明いたします。
大分大学医学部附属病院長