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病院長挨拶

病院長挨拶

病院長
大分大学医学部附属病院長

井原 健二IHARA Kenji

このたび、令和7年4月1 日付で大分大学医学部附属病院長に就任いたしました井原健二です。これまで小児科長として診療、研究、教育に携わるとともに、直近の3年間は医学部医学科長および教務委員長として医学教育に微力を尽くして参りました。これからは病院長として、すべての患者様に質の高い医療を提供する責任を全力で果たしていく所存です。

大分大学医学部附属病院は、安全で安心できる医療の提供、高度医療人の育成、そして医療の未来を切り開く研究を一体的に推進する全国に設置された42の国立大学医学部附属病院の一つです。本院の特徴は、低侵襲医療の実践であり、腹腔鏡手術、血管内治療、大動脈ステント留置術、ロボット支援手術、ハイブリッド手術などにおいて、世界的に高い評価を受けています。また周産期から高齢期まですべての患者様に安全で安心できる医療を提供しています。本院は高度先進医療を提供する特定機能病院であると同時に、大分県内唯一の研究教育機関として、次世代を担う優れた医療人材の育成や新たな医療技術・治療法の開発に取り組んでいます。

医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、臨床工学技士をはじめとする医療専門職、事務職員、施設管理職、そして医学部学生の皆さんが、それぞれの専門性、独自性、創造性を発揮しながら、本院の使命に向けて懸命に取り組んでいます。私自身、多職種の皆様とともに働き、共に困難を乗り越え、喜びを共有できる職場の一員であることに深く感謝しております。これからも、医療と教育の現場で働く全ての皆様と協力し、地域から世界に貢献する国立大学病院として、さらなる向上を目指して全力を尽くして参ります。

本院には、大分県内外に加え海外からも患者様が来院されています。「患者本位の最良の医療」をすべての患者様に提供するという基本理念のもと、私たち職員は日々研鑽を重ね、高度医療、低侵襲医療、地域医療、災害医療への貢献を果たして参ります。地域の皆様に最も信頼される病院となり、その信頼が職員一同の誇りとなるよう、努力を続けて参ります。皆様の温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。