腫瘍センター
腫瘍センターについて
腫瘍センターは、質の高いがん治療を提供するとともに、大分大学医学部附属病院のみならず、地域における専門的ながん医療に携わる医療人を育成することにより、大分県のがん医療水準の向上及びその推進に寄与することを目的とし、平成19年10月17日に設置されました。
なお、がん相談支援センターは、総合患者支援センターと支援・協力体制をとっています。
センターの業務
- がんの集学的治療(手術、化学療法、放射線治療など)に関すること。
- 診療科間のがん診療連携の企画・運営に関すること。
- がん登録に関すること。
- がん治療成績の取りまとめ及び情報提供に関すること。
- 緩和ケアによる患者のQOLに関すること。
- がん治療に関する地域医療機関等との連携及びその推進に関すること。
- がん予防及び診療に関する研修並びにその推進に関すること。
- がん予防及び診療に関する研究の推進に関すること。
- がん相談支援に関すること。
大分県がん診療連携拠点病院
がん医療においては、がん診療連携拠点病院が、地域におけるがん医療の連携の拠点となり、自ら専門的な医療を行うとともに、連携体制の構築や医療従事者への研修、相談支援センターでの相談・支援、院内がん登録の促進、がんの普及啓発・情報提供などに取り組むものとされており、がん診療連携拠点病院には、都道府県がん診療連携拠点病院と地域がん診療 連携拠点病院があります。
都道府県がん診療連携拠点病院は、各都道府県におけるがん診療の質の向上、及び医療機関の連携協力体制の構築に関して、中心的な役割を担う病院で、地域がん診療連携拠点病院の医師等を対象とした研修の実施及び地域がん診療連携拠点病院等を対象とした情報提供・診療支援を実施します。
また、大分県におけるがん対策を総合的かつ計画的に推進するため、大分県は、「大分県がん対策推進計画」を平成20年3月に策定し、今後の大分県のがん対策の基本的な方向が示されました。
大分県、地域がん診療連携拠点病院(大分赤十字病院、大分県立病院、別府医療センター、大分県済生会日田病院、中津市民病院)及び地域がん診療連携協力病院(大分医療センター、大分市医師会立アルメイダ病院、大分県厚生連鶴見病院)と連携協力し、大分県におけるがん診療の向上に努めてまいります。
都道府県がん診療連携拠点病院
大分大学医学部附属病院は、大分県の推薦を受け、平成20年2月8日に厚生労働省から、都道府県がん診療連携拠点病院の指定を受けました。
指定更新後の指定期間は、令和5年4月1日から令和9年3月31日です。
都道府県がん診療連携拠点病院の体制図
大分県がん診療連携協議会
次のことを行うために、がん診療連携協議会を設置しております。
- 大分県におけるがん診療の連携協力体制及び相談支援の提供体制その他のがん医療に係る情報交換に関すること。
- 大分県内の院内がん登録データの分析、評価等に関すること。
- がんの種類ごとに、大分県においてセカンドオピニオンを提示する体制を有するがん診療連携拠点病院を含む医療機関一覧の作成・共有・広報に関すること。
- 大分県におけるがん診療連携拠点病院への診療支援を行う医師の派遣調整に関すること。
- 大分県におけるがん診療連携拠点病院が作成している地域連携クリティカルパスの一覧の作成・共有に関すること。
- 大分県におけるがん診療連携拠点病院が実施するがん医療に携わる医師を対象とした緩和ケアに関する研修その他各種研修に係る計画の作成に関すること。
- 大分県におけるがん診療連携拠点病院のがん診療PDCAサイクルに関すること。
- 大分県におけるがん診療連携拠点病院の緩和ケア提供体制に関すること。
- その他大分県のがん対策推進計画等に関し必要な事項に関すること。
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セカンドオピニオン提示体制2023.8.8 | ||
PDCAサイクル体制 | 大分県2023.8.8 | |
大分大学医学部附属病院2023.8.8 | ||
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WEBサイト |
研修会
令和6年度日本緩和医療学会の定めるプログラムに準拠した医師対象の緩和ケア研修会実施予定
大分県がん診療連携拠点病院 | |
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病 院 | 研修会 実施予定日 |
大分大学医学部附属病院 | 令和 6年 6月 1日 (土) |
大分県立病院 | 令和 6年 10月 27日 (日) |
大分赤十字病院 | 令和 6年 7月 9日 (火) |
別府医療センター | 令和 6年 9月 7日 (土) |
中津市立中津市民病院 | 令和 6年 8月 31日 (土) |