外来
専門外来

専門外来


糖尿病性腎症重症化予防専門外来

大学を含めた全国初の連携協定を締結

大分県は、高齢化が進む中、働き盛り世代からの生活習慣病に関連する糖尿病や高血圧の患者が多い状況が続いています。これらの疾患は放置すると致死的な血管障害を引き起こすだけでなく、腎臓機能の低下により慢性腎臓病につながっていき、最終的には透析療法に至ります。大分県の人工透析患者数は2018年12月末時点で、4057人、人口100万人あたり3,546人(全国5番目の高さ)となっており、生活習慣病に関連した腎症による新規透析導入患者数の抑制が大きな課題となっています。

大分大学―大分県医師会―大分県の三者は、大分県糖尿病性腎症重症化予防推進事業に基づき、相互に協力体制を構築し、糖尿病性腎症及び慢性腎臓病の重症化予防に係わる連携協定を締結(令和元年12月25日)し、慢性腎臓病患者を対象に重症化予防のための個別支援強化につとめていきます。大分大学の役割は、慢性腎臓病の重症化予防に向けた県内のステーションとして、糖尿病性腎症重症化予防専門外来を設置し、専門的な検査や指導などを行うとともに、地域のかかりつけ医の先生方や市町村等が開催する個別支援検討会や研修会への人材派遣などで直接的にも間接的にも患者様を支援する働きを行っていくこととなりました。

「糖尿病性腎症重症化予防専門外来」とは

当外来では、糖尿病性腎症を中心とした慢性腎臓病の腎症重症化予防のための指導をメインとした専門外来となります。かかりつけ医ですでに糖尿病、高血圧、慢性腎臓病などの治療中で、腎症重症化の危険性のある患者様を紹介いただき、糖尿病専門医(内分泌代謝科専門医)、腎臓専門医、看護師、管理栄養士等と連携して徹底した指導を行うことで腎症重症化を抑制することを目的としています。当外来での指導内容は、患者様だけでなく、かかりつけ医の先生方等、個別支援に携わる関係者にフィードバックすることで、地域での日々の診療や処方、患者様の生活習慣の改善などに役立てていただきます。患者様の当外来への受診は3ヶ月毎を基本としており、遠方の方でも比較的負担なく受診できるように配慮しております。

かかりつけ医の先生方へのお願い

                             
項目内容
診療日
  • 火曜日 13~16時30分 、
  • 木曜日 13~16時30分
完全予約制
  1. 完全予約制のため、かかりつけ医からの予約が必要です。
  2. 本専門外来あての紹介状(②診療情報提供書)を原則として、ダウンロードしていただき、病歴、既往歴、家族歴、治療内容、検査所見、眼科所見、その他などをご記入ください。
  3. 診療希望日の2週間前までに電話連絡の上、電話予約後は3日以内に、①受付票及び②診療情報提供書をFAX送信して下さい。FAX番号(097-586-6358)
  4. 原本(①と②)は、当日患者さんに持参させてください。

※患者さんご自身での予約はできませんので、受診を希望される方は、かかりつけ医の先生にご相談されてください。

  
予約電話番号097-586-6360、6530、6531(総合患者支援センター)
予約受付時間平日 9時-17時
その他
  • 原則として定期処方は本専門外来からは行いません。
  • 診察前の血液、尿検査を行います。生理検査(心電図、心エコー、頸動脈エコー、脈波図など)、画像検査(エコー、CT、MRIなど)などは必要に応じて予約実施いたします。
  • 受診される月の「糖尿病透析予防指導管理料」はかかりつけ医の先生方の施設での算定はお控えください。

女性専用外来

  • 骨粗鬆症外来について
    1. 「骨粗鬆症」は骨量の減少と構造の異常により骨の強度が減少し、骨折の危険性が高まった状態であり、全身的な疾患です。
    2. 現在、我が国で骨粗鬆症に罹っている人は1100万人を越えています。女性と男性の割合は、3.5対1で女性に多く、65歳以上の女性の約半数が「閉経後骨粗鬆症」です。女性ホルモンであるエストロゲン分泌が減少する閉経後に骨塩量の低下が起こり、骨粗鬆症の発症率が高くなります。
    3. 骨粗鬆症になり、骨量が減少しても特に目に見える症状はありませんが、進行すると背が低くなる、背中が曲がる、背中や腰が痛くなるなどの症状が顕著になり、骨量が若い人の70%以下になると、ちょっとしたことで骨折しやすくなります。
    4. 高齢化社会が進む中、これまで加齢のせいと見過ごされていた骨粗鬆症の存在が注目されるようになりました。「高齢者の寝たきりの原因」の10%以上が骨折であると言われていますが、脳卒中に次ぐ第2位の頻度です。
    5. 骨粗鬆症が原因で腰椎圧迫骨折(1年間に約10万人)が起こり、ひどい腰痛に悩まされたり、骨折により寝たきりとなり痴呆を誘発するケースが増えています。とくに大腿骨頚部を骨折した場合には歩けなくなり、寝たきりになってしまうことがあります。また骨粗鬆症により呼吸機能の低下、逆流性食道炎(食後に胃酸が逆流し食道に炎症を起こす)、便秘、腸閉塞が起こることもあります。寝たきりや痴呆を防ぎ、老後を明るく楽しく過ごすためにも、骨粗鬆症を防ぐことが大切です。
    6. 骨粗鬆症になってしまったら治療として、食事や運動療法とともに、骨量を増加させ骨折発生率を低下させる薬物療法があります。
    7. 「骨粗鬆症外来」では、骨量測定、レントゲン検査、骨代謝マーカーなどの血液検査によって診断と治療を行います。ご自分の骨密度を測定して、骨年齢を知っていただくこともできます。骨粗鬆症は、高血圧症や糖尿病のように、生活習慣病の1つと言われていますので、生活習慣を改善しながら治療を続けていくことが必要です。
  • 胸痛・動悸外来について
    1. 女性と男性とでは同じ心臓の病気でも、起こりやすさや原因・症状が異なる場合があります。例えば、心臓の血管(冠動脈)の動脈硬化が原因でおこる狭心症や心筋梗塞などの虚血性心臓病は男性に多い病気ですが、女性の患者さんは閉経後に急激に増加します。虚血性心臓病の発症には、高血圧・高脂血症・糖尿病・喫煙・肥満等の危険因子の存在が深く関与しています。特に女性では、喫煙と高血圧・糖尿病が重要な危険因子です。また、最近、女性に特有の狭心症(冠微小血管狭心症)の病態が明らかになってきました。更年期前後(40~50歳台)の女性で狭心症様の胸痛があり、心臓カテーテル検査の結果大きな冠動脈には異常を認めず、冠動脈の非常に小さな血管の異常が原因で起こると考えられています。誘因として、過労・ストレス・睡眠不足等があり、治療としてはまず、この誘因を取り除くことが必要です。
    2. また、若~中年女性によく見られる症状に動悸があります。一口に動悸といっても、「脈が速く胸がドキドキして気分が悪い」、「胸やのど元で一瞬ドキッと感じる」などさまざまです。この中には心臓そのものに異常があり早急に治療が必要な不整脈もありますが、多くは積極的に治療をする必要のない良性の不整脈です。また、他の内科的な病気(例えば甲状腺疾患)や、更年期障害の症状の一つとして表れる場合もあります。このような胸痛や動悸の原因を明らかにするために、24時間心電図や心臓超音波検査等を用いて総合的に診断します。一人で悩まずに、気軽に相談に来てください。
  • 更年期障害について
    1. 更年期とは、40歳以上になり卵巣機能が衰え始め、閉経と共にその機能を消失する時期を言います。この時期には、女性ホルモンを分泌している卵巣が徐々に働かなくなり、ホルモン環境が大きく変動することによって、多彩な身体的、精神的変化を生じます。
    2. 更年期障害では、主に、女性ホルモンであるエストロゲンの急激な低下に伴うのぼせ、手足の冷え、動悸などの血管運動神経症状や、肩こり、腰痛などの運動器障害症状、また不安、イライラ感、不眠などの精神神経症状などさまざまな症状を示します。そのような症状をまったく示さない方、または、ある程度の自覚はあっても日常生活に支障をきたさない方もおられます。しかし、「更年期」の世代では約40%を占める割合で強い自覚症状があり、日常生活に支障があると考えられています。また、女性ホルモンの低下による骨量の減少や性交障害も無視できません。
    3. 治療法としては、ホルモン補充療法や漢方薬などの薬物療法、カウンセリングなどの心身医学療法などがあります。更年期障害は漢方薬で軽快する場合も多く、当院女性外来でも積極的に使用しています。一人で悩まず気軽に相談に来て下さい。
診察

女性専門外来の日程表

診療科 担当医
  • 循環器内科
  • (胸痛・動悸外来、更年期外来)
  • 木曜日
  • 中川幹子
  • 9~12時
  • 総合内科・
  • 総合診療科
  • (骨粗鬆症外来)
  • 水曜日
  • 吉岩 あおい
  • 13~15時
  • 木曜日
  • 吉岩 あおい
  • 13~15時
電話番号
  • (代表電話)
  • 097-549-4411
  • ※女性外来予約とお申し出ください。
予約の受付時間
  • 月曜日~金曜日(土日祝除く)
  • 午前9時~午後4時30分

妊娠と薬外来

現在、我が国においては、医薬品の妊婦・乳児への影響に関して、必ずしも十分な情報があるとはいえないのが現状です。そのような中、厚生労働省の事業として、2005年10月より国立成育医療研究センターに「妊娠と薬情報センター」が設置され、「妊婦・ 胎児に対する服薬の影響」に関する最新の情報を収集・評価するとともに、その情報に基づいてこれから妊娠を希望している方や妊娠されている方の相談に応じる事業が展開されています。当院においても、2017年4月よりこの妊娠と薬情報センターの拠点病院の一つとして指定され、「妊娠と薬外来」を開設しています。妊娠中に使用した薬の影響や、妊娠を希望されている方の薬の使用について、医師・薬剤師が相談にお答えします。

薬

妊娠と薬外来案内

項目 内容
外来日 毎週 金曜日 14:00~16:00 (祝日は除く)
費用
  • 11,000円(消費税込・自費診療)30分まで。
  • 以降30分延長ごとに5,500円加算
予約方法 電話
予約受付電話番号 097-586-6920 (産婦人科外来)
予約電話受付時間
  • 月・水・金曜日(祝日は除く)
  • 11:00~12:30、14:30~16:00
当日持参物 健康保険証、大分大学医学部附属病院の診察券(お持ちの方のみ)、相談費用

※予約時の注意点

  • 完全予約制です。ご本人様がお電話にて外来予約をおとりください。
  • ご予約がない場合回答をさしあげることができません。
  • 電話の際は必ず「妊娠と薬外来の予約」とお申し出ください。
  • 大分大学医学部附属病院の診察券をお持ちの方はお知らせください。
  • 当日ご都合が悪くなられた場合は、必ずご連絡ください。TEL :097-586-6920
  • 妊娠と薬情報センター申込時の事務手数料とは別に上記の相談費用が必要です。

※外来受診時の注意点

  • 外来当日は、外来棟1階受付窓口にお越しください。
  • 受付に多少の時間がかかりますので、予約時間の15分前にはお越しください。
  • 受付の際、「妊娠と薬外来」の受診とお申し出ください。
  • 受付を済ませたら、1階「産婦人科外来」へお越しください。
  • なお、外来当日は必ずご本人様がお越しください。
  • 外来終了後、お会計をしてお帰りください。

漢方外来

本院では平成19年5月より漢方外来を始めました。

現代医学すなわち「西洋医学」は患者さんの病気を診断して病名を決め、それに対して治療を行う医療です(病名治療)。これに対して、漢方薬を使用する「東洋医学」は、患者さんの心身全体を総合的に診て、バランスの崩れた体質を改善し、心身の調和を図る医療です(体質治療)。従って、漢方薬は同じ病名の患者さんでも、個人個人の体質(東洋医学的には"証"という)により使用するお薬は異なります。また、体質を改善することにより、治療の発端となった症状以外のいろいろな不快な症状が一緒にとれてしまうこともあります。

現代において、西洋医学と東洋医学は相対立するものではなく、それぞれの長所を生かし補い合う医学です。漢方薬が威力を発揮するのは、冷え症、難治性のアレルギー性疾患、慢性の疼痛、更年期障害、自律神経失調症などです。

漢方外来では、症状はあるが検査では異常が見つからない方、あるいは西洋医学的治療では十分な効果を得られない患者さんの生活の質(QOL)の向上をお手伝いします。東洋医学的な診察を行い、患者さんの体質(証)に合った漢方薬(健康保険が適用されます)を処方し、生活習慣の改善指導を行います。

診察は完全予約制をとっています。下記電話番号にお電話下さい。または総合案内あるいは患者相談窓口(1番)でお尋ね下さい。


漢方外来診療案内

項目 内容
初診日 毎月2回(第2・第4木曜日午後)完全予約制
初診担当医
  • 織部和宏医師
  • (日本東洋医学会代議員・指導医・漢方専門医、織部内科クリニック院長 )
  • 西田欣広医師
  • (漢方専門医・指導医、産婦人科専門医)
電話番号
  • (代表電話)
  • 097-549-4411
予約の受付時間
  • 月曜日~金曜日(土日祝除く)
  • 午後2時~午後4時30分

禁煙外来

平成18年4月から健康保険法の改定により、病院内の敷地を全面禁煙(「加熱式たばこ」や「電子たばこ」等の新しいたばこに関しましても病院の敷地内での喫煙は禁止しています)禁煙すること等を条件に禁煙治療に健康保険が使えるようになりました。

これは、喫煙を単なる習慣や嗜好と考えるのではなく、ニコチン依存症という病気としてとらえ、必要な援助と治療を行うという考え方です。健康保険による禁煙治療は、一定の条件1)を満たした喫煙者なら、どなたでも受けることができます。

本院では、平成19年1月から敷地内禁煙を実施しており、これにより同月から禁煙治療に健康保険が使えるようになりました。

禁煙外来は、毎週火曜日の午後から内科外来において実施していますので、「タバコをやめたいけど自分だけではやめられない」という方は、内科外来にお問い合わせください。

  • 一定の条件1)とは、
    1. *現在タバコを吸っていて、直ちに禁煙しようと考えていること
    2. *ニコチン依存症の診断テストの結果(TDS)が5点以上であること
    3. *35歳以上の方については、Ⅰ日平均喫煙本数×喫煙年数=200以上であること
    4. *継続的な受診が必要なため,受診予約日に必ず受診ができること
診察

受診を希望される方は、下記の電話番号にお問い合わせください。

項目 内容
電話番号
  • (内科外来)
  • 097-586-6790
  • (病院代表)
  • 097-549-4411
  • 『禁煙外来の受診予約』とお申し出ください
予約の受付時間
  • 月曜日~金曜日(土日祝除く)
  • 午後2時~午後4時

もの忘れ外来

診察

認知症は、誰もがわずらう可能性がある病気です。

たとえ認知症をわずらったとしても、治療や、より良く生活するための方法もあります。

大分大学医学部附属病院では、認知症先端医療推進センターを開設し、地域の病院と協力しながら、認知症の診療に取り組んでいます。


受診を希望される方は、下記の電話番号にお問い合わせください。

項目 内容
電話番号
  • (病院代表)
  • 097-549-4411
予約の受付時間
  • 月曜日~金曜日(土日祝除く)
  • 午前9時~午後4時30分
予約方法 電話が繋がりましたら『ものわすれ外来の受診予約』とお申し出ください。

ものわすれ外来の日程表

診療科 担当医
脳神経内科

(認知症専門医外来)

  • 木村成志
  • *1
  • 藪内健一
  • *1
  佐々木雄基  
精神科        
  • 石井啓義
  • *2
  • 総合内科・
  • 総合診療科
吉岩あおい   吉岩あおい 吉岩あおい  
  • *1 日本認知症学会専門医・指導医
  • *2 日本老年精神医学会専門医

海外渡航外来

当外来は、「海外でのリスクを最小限に」をスローガンに、渡航先に合わせたワクチン接種やさまざまな情報提供を行います。ビジネスのグローバル化や海外輸送手段の多様化などで、海外への渡航者が増える一方、日本人は海外での病気に対する予防意識が低いため、感染症への罹患者が増えています。当外来ではそのような方を減らすための啓蒙活動にも力を入れていきます。

衛生環境の整った日本や欧米とは異なり、アジア・中近東・中南米・アフリカなどでは、日本では殆どみられなくなった感染症が依然として流行し、公衆衛生上の問題となっています。現在の日本人は、このような疾患に対して免疫力、抵抗力が極端に低下しているために、感染症に罹患する可能性が高くなっています。

すべての感染症にワクチンが存在するわけではありませんが、予防可能な感染症に対しては、罹患を避けるために渡航前のワクチン接種をお勧めします。

当外来で接種可能なワクチンは下記のとおりです。初診相談料・ワクチン接種・診断書作成などの費用は、医療保険の適用外ですべて自費診療となります。

地球

料金は下記一覧のとおりです。(※2019.10月1日時点)

海外渡航外来医療相談料金一覧 金額
初診相談料 ※半年間内の再診は無料 3,300円
ワクチン・予防接種(1回につき) ※ワクチンはすべて国産品 金額
二種混合ワクチン(DT) 4,730円
四種混合ワクチン(三種混合不活性ポリオ) 10,615円
風疹ワクチン 6,391円
麻疹ワクチン 6,380円
麻疹・風疹二種混合(MR)ワクチン 9,955円
日本脳炎ワクチン 3,938円
おたふくかぜワクチン 4,874円
水痘(みずぼうそう)ワクチン 6,634円
髄膜炎菌性髄膜炎ワクチン 23,426円
A型肝炎ワクチン 6,600円
B型肝炎ワクチン 6,158円
狂犬病ワクチン 13,200円
破傷風トキソイド 1,650円

(※ワクチンはすべて国産品)

証明書または診断書料金 金額は消費税込

※2019.10月1日時点

英文証明書または英文診断書料(和文も可) 5,500円

※また、マラリア流行地域へ渡航する方には予防内服薬(メファキン、マラロン)の処方や、高山病予防のための処方も可能です。


受診を希望される方は、下記の電話番号にお問い合わせください。

項目 内容
担当医 西園 晃
  1. 大分大学医学部微生物学教授
  2. 日本渡航医学会認定医療職、インフェクションコントロールドクター
受診受付方法 受診方法は完全予約制ですので,外来受診予定日2週間前までに電話予約が必要です。下記担当に連絡してください。
電話番号
  • 097-586-5250
  • 医事課患者サービス係
診療予定日 隔週金曜日
診療時間 午後2時~午後4時

遺伝外来(遺伝カウンセリング)

遺伝学と聞くと、難しいと感じる方が多いと思いますが、私たちの体に起きる病気はけがを除いてほとんどすべてその発症に遺伝子が関与していると考えられます。これからの医療は遺伝学を知らずして携わることはできないと言ってもいいほどです。例えば、高血圧や糖尿病、心筋梗塞などの生活習慣病は一見遺伝学とは関係ないもののように思えますが、遺伝子変異を診断して発症前に生活改善などを行うことで予防することができるかもしれないのです。遺伝医療はより身近なものになりつつあります。しかし、まだまだ分かりにくい点が多く、病気によっては根本的治療法がなかったり、診断技術が一般的ではないものも沢山あります。したがって遺伝カウンセリングが行われるのです。

当院では、平成25年4月から遺伝外来を開設し、遺伝カウンセリングを専門外来と位置づけ行っております。平成26年2月からは遺伝子診療室が発足しました。

DNA

  • お問い合わせ・
  • ご予約の連絡先

大分大学医学部附属病院遺伝外来

  • 電話窓口
  • 097-586-5250
  • (医事課患者サービス係 直通)
  • 電話受付
  • 月~金曜日(土日祝除く)
  • 9:00~17:00

完全予約制のカウンセリングを行っております。詳細は下記をご参考ください。

担当する医師は、相談内容により変わることがあります。

小児科に関わる遺伝外来・その他
担当医 井原 健二 島田 祐美 川野 奈々江
診療日 月曜日 9:30~12:30
診療場所 小児科外来(1階)または 遺伝相談外来(2階)
料  金 1回 5,500円(税込)保険外診療(自費診療)となります。
産婦人科に関わる遺伝外来・その他
担当医 甲斐 健太郎
診療日 金曜日 14:00~17:00
診療場所 産科婦人科外来(1階)または 遺伝相談外来(2階)
相談内容 ○婦人科腫瘍(遺伝性乳がん卵巣がん症候群やリンチ症候群など)
○染色体異常や妊娠に関連した遺伝カウンセリング
料  金 1回 5,500円(税込)原則、保険外診療(自費診療)となります。
神経内科に関わる遺伝外来・その他
担当医 中村 憲一郎
診療日 水曜日 午後(時間は要相談)
診療場所 内科外来(2階)または 遺伝相談外来(2階)
料  金 1回 5,500円(税込)原則、保険外診療(自費診療)となります。

造血幹細胞移植後長期フォローアップ(LTFU)外来

  • 詳細は、こちらをお読みください。
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口唇口蓋裂専門外来

本院の口唇口蓋裂専門外来では、歯科口腔外科が中心になって口唇口蓋裂の患者さまの治療を行っています。

本院での口唇口蓋裂治療はお子さまが生まれてから始まるのではなく、まだお母さんのおなかの中にいる時期に始まります。この時期に産婦人科での超音波検査でお子さまに唇の病気が見つかった場合、本専門外来を受診していただいてお子さまが生まれたてからの治療をご説明いたします(出生前相談)。

お子さまが生まれたらできるだけ早く口唇口蓋裂専門外来を受診していただき、哺乳のための口腔装具(ホッツ床)を作成し、具体的な治療スケジュールを立てます。

本院の口唇口蓋裂治療は我が国で行われている標準的治療であり、下図のようにお子さまが成人になるまで計画的に行われます。治療は歯科口腔外科医、産婦人科医、小児科医、耳鼻咽喉科医、矯正歯科医、言語聴覚士、歯科衛生士、看護師、その他の腫職が連携してすすめます。

歯科口腔外科科長 河野憲司


項 目 内 容
場 所 歯科口腔外科外来診療室(外来棟4階)
初診日 月曜日・木曜日 8:30~10:30
担当医
河野憲司
  • 日本口腔外科学会 指導医
  • 日本口蓋裂学会 口唇裂・口蓋裂認定師
阿部史佳
  • 日本口腔外科学会 専門医
  • 日本口蓋裂学会 会員
若松りな
  • 日本口蓋裂学会 会員
完全予約制
  1. 完全予約制のため、かかりつけ医からの予約が必要です。
  2. 以下の一覧から、診療申込の番号を選択して診療予約申込書にご記入ください。
  3. 診療予約は、診療希望日の前日13時までの受付となります。
  4. 予約枠に制限があり、ご希望に添えない場合は、直近の診療日をご案内しますので予めご了承願います。
  5. FAX番号(097-586-6358)
※患者さんご自身での予約はできませんので、受診を希望される方は、かかりつけ医の先生にご相談されてください。
予約電話番号 097-586-6360、6530、6531(総合患者支援センター)
予約受付時間 平日 9:00-17:00(総合患者支援センター)

HTLV-1キャリア外来について

当院では、ヒトT細胞白血病ウイルス-1型(HTLV-1)キャリアの方が、ご自身の状況を正しく知り、正確な情報・知識を持って頂くために、令和4年1月よりHTLV-1キャリア外来を開設しました。血液内科医師によるキャリアの方の健康評価および、ご本人やご家族の悩みなどの相談に応じ、支援を行います。

HTLV-1は、ヒトのTリンパ球に感染し、成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL)、HTLV-1関連脊髄症(HAM)、HTLV-1関連ブドウ膜炎(HAU)などのHTLV-1関連疾患を起こすことがあります。HTLV-1抗体検査が陽性であり、全く症状のない方を、キャリア(無症候性HTLV-1キャリア)と呼びますが、現在、日本では約100万人のHTLV-1キャリアがいるとされています。キャリアと分かった後、その後の健康診断はどうすればいいのか?自分は発症しやすいのか?など不安を抱えておられる方は少なくありません。

こうしたHTLV-1キャリアの方やご家族に対して、HTLV-1ウイルスやHTLV-1関連疾患についてご説明し、診察、血液検査、HTLV-1プロウイルス量などの検査を必要に応じて行います。また、リンパ節の腫れ、皮膚の異常、歩行異常、眼の異常などの症状がみられ、HTLV-1関連疾患が疑われる場合は、他科と連携して診療を行います。

なお、当院はHTLV-1感染者コホート共同研究班(JSPFAD)の実施医療機関であり、HTLV-1学会登録医療機関の認定を受けています。

診察日 月曜日 9時~16時30分(初診は11時まで)
完全予約制

完全予約制のため、事前の予約が必要です。

  1. かかりつけ医からの予約
    診療申込みの手順にそって、かかりつけ医からFAXして予約を取得してください。
    097-586-6360,6530,6531 (総合患者支援センター)

  2. 患者さんからの予約
    患者さんご自身での予約取得も可能です(ただし、紹介状をお持ちでない場合は、選定療養費 5,500円(消費税込)が必要です)。
    097-549-4411(HTLV1外来受診とお申し出ください)
予約受付時間 平日 9時-17時
その他 初診時に紹介状(かかりつけ医や産婦人科からのご紹介の場合)、または保健所や赤十字血液センターでの検査結果などを持参してください。

地域の産婦人科および医療関係者の方へ

HTLV-1キャリア外来を開設しました

平成22年11月の厚生労働省母子保健課長通達を経て妊婦に対するHTLV-1抗体スクリーニング検査が実施されるようになり、母乳遮断による母子感染対策などの体制は次第に整ってきました。しかしながら、HTLV-1キャリアと判明した妊婦さんご自身が産後に定期的な健康相談をどこで行えばよいか分からない場合があるかと思います。また他の病気で病院受診時にHTLV-1キャリアであることが偶然わかる場合などもあります。ご自身がHTLV-1キャリアであることを知った方では発症の不安や家族の悩みを抱えられている方も少なくありません。このようなHTLV-1キャリアを専門的に相談・支援する体制の必要性が近年指摘されてきました。

このような状況を鑑み、この度、当院にてHTLV-1キャリアを対象とする専門外来を設置することとしました。この外来はHTLV-1感染症に詳しい血液内科医師を担当として、HTLV-1陽性者の健康状態の評価および様々な悩みや不安の相談窓口として活動してまいります。対象の方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。

リンク