地域連携クリティカルパス

地域連携クリティカルパスについて

大分県がん地域連携クリティカルパスは、患者さんに安心、安全で質の高い医療を提供するため、計画策定病院（がん診療連携拠点病院）と連携医療機関（一般病院、診療所等）が患者さんの診療計画、検査結果、治療経過を共有するためのツールとして活用されることを目的としています。

この「がん地域連携クリティカルパス」を利用することで、患者さん自身が診療計画や病気を理解でき、かかりつけ医のもとで手厚い診療を受けることができるようになります。さらに、診察の待ち時間短縮や通院時間の短縮など患者さんの負担の軽減にもなります。

大分県におけるがん地域連携クリティカルパスの運用については、大分県がん診療連携協議会が中心となって実施することになりました。今後運用していく中でご意見をいただき改善を図っていきたいと考えております。

≪がん≫

がん相談支援センター	TEL：０９７－５８６－６４０６ FAX：０９７－５８６－６１３８

平成22年度診療報酬改定より、がん診療連携拠点病院（計画策定病院）は「がん治療連携計画策定料」、一般病院や診療所等（連携医療機関）は「がん治療連携指導料」が評価されました。

がん診療連携拠点病院（計画策定病院）
「 B005-6がん治療連携計画策定料 1 」 750点（退院時又は退院した日から30日以内の1回	退院後の治療を共同して行う連携医療機関との間で共有している地域連携診療計画を作成し、患者または家族に説明し、提供した場合に算定する。
「 B005-6がん治療連携計画策定料 2 」 300点（月1回）	患者の状態の変化等により連携医療機関から紹介を受け、患者を診療した上で治療計画を変更し、患者または家族に説明し、提供した場合に算定する。

一般病院や診療所等（連携医療機関）
「 B005-6-2がん治療連携指導料」 300点（情報提供時月1回限度）	患者ごとに作成された治療計画に基づく診療を提供し、計画策定病院に対し患者の診療に関する情報を提供した場合に算定する。

これらの診療報酬を算定するためには、計画策定病院と連携医療機関の双方が、連携する相手の医療機関名、治療を担うがんの種類等（5大がんすべて）について九州厚生局長への届出を行う必要があります。そこで、当協議会では、この届出に関して医療機関間の情報交換を一元化・省力化するため、届出の流れを作成しました。

報酬施設基準届出に必要な書類は下記のとおりです。

関係書類を一括ダウンロードし、連携医療機関登録票、特掲診療料の施設基準に係る届出書に必要事項記入の上、事務局あてに送付してください。一括して九州厚生局大分事務所に届け出を行います。

※県外の計画策定病院とすでにこの指導料を届出済みの場合は、九州厚生局への届出書類が異なりますので、必ず事務局まで相談してください。

連携医療機関（一般病院・診療所等)関係書類(a～ｊ)		DL
a	大分県がん地域連携クリティカルパス運用要綱	zip (一括DL)
b	がん地域連携クリティカルパスに係る診療報酬施設基準届出の流れ
c	がん地域連携クリティカルパス連携医療機関登録票提出
d	特掲診療科の施設基準に係る届出書がん治療連携指導料(1枚)提出
e	特掲診療科の施設基準に係る届出書(記入例)
f	医療機関用共同診療計画表（肺がん術後）
g	医療機関用共同診療計画表（胃がん術後）
h	医療機関用共同診療計画表（大腸がん術後）
i	医療機関用共同診療計画表（肝がん）
j	医療機関用共同診療計画表（乳がん）
k	医療機関用共同診療計画表（前立腺がん）

１．届出関係書類		DL
1	がん地域連携クリティカルパスに係る診療報酬施設基準届出の流れ	WORD
2	がん地域連携クリティカルパス　連携医療機関登録票	WORD

２．連携医療機関（一般病院・診療所等）		DL
1	特掲診療科の施設基準に係る届出書がん治療連携指導料(1枚)	WORD
	(記入例) 特掲診療科の施設基準に係る届出書	WORD
2	がん治療連携指導料の施設基準に係る届出書添付書類様式13-2	WORD

３．計画策定病院（がん診療連携拠点病院）		DL
1	特掲診療科の施設基準に係る届出書がん治療連携計画策定料	WORD
2	がん治療連携計画策定料の施設基準に係る届出書添付書類様式13-2	WORD

５．運用要項等		DL
1	大分県がん地域連携クリティカルパス運用要綱	WORD
2	がん地域連携クリティカルパスに関する説明書	WORD
3	がん地域連携クリティカルパスに関する同意書　（施設保存用）	WORD
4	がん地域連携クリティカルパスに関する同意書　（患者用）	WORD
5	がん地域連携クリティカルパス運用フローチャート	WORD