大分大学医学部附属病院は、昭和56年10月に開院して以来、今年で40周年を迎え、記念事業として植樹式、講演会並びに式典を10月2日に開催しました。
植樹式は、丸山文部科学審議官より『ゲッケイジュ』の植樹が行われました。大分医科大学(現在は大分大学と統合)出身の丸山文部科学審議官は、病院創設期に業務に一丸となってあたっていた当時の様子について、感慨深く述べられました。
記念講演会・式典は、大分市内の会場で開催し、新型コロナウイルス感染防止のため、会場の様子をオンラインで同時配信するハイブリット形式で行われました。
記念講演会は、参議院議員で慶應義塾大学外科教授の古川俊治氏より『これからの医療政策と大学病院のあり方』と題し、地域医療構想、医師の時間外労働規制、医療需要などについて、実際の分析データを交えて行われました。
記念式典は、北野大分大学長が挨拶し、丸山文部科学審議官、広瀬大分県知事が祝辞を述べられ、三股病院長が附属病院の40年のあゆみを紹介し、開院40周年を祝いました。記念式典では、地域とともにある、最先端の医療を提供する、国際社会の福祉に貢献する附属病院であるよう期待の声が寄せられました。