検査部

尿一般検査室

概要

現在、当検査室では尿検査(定性・沈渣検査)、尿素呼気試験、便潜血検査を行っています。

尿検査は、非侵襲的な腎臓・尿路系疾患のスクリーニング検査として広く用いられている検査です。尿中に含まれる成分を調べる定性検査と、尿の有形成分を調べる沈渣検査があります。

尿素呼気試験は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌が胃の中に存在するかを調べる検査です。

便潜血検査は、下部消化管疾患のスクリーニング検査として用いられます。


主要分析機器

  • 全自動尿分取装置(株式会社テクノメディカ製)

    UA-ROBO2000RFID

  • 全自動尿分析装置(栄研化学株式会社製)

    US-3500

  • 全自動尿中有形成分分析装置(sysmex株式会社製)

    UF-5000

  • 尿中有形成分分析装置(シーメンス株式会社製)

    AtellicaUAS800

  • 尿自動分析装置(栄研化学株式会社製)

    US-2300


業務内容

尿一般検査室では、尿定性検査、尿沈渣検査項目を各種の自動分析装置を用いて測定しています。

また、腎疾患などについては尿沈渣標本を作製し、鏡検による尿沈渣分類を実施しています。

尿定性検査の分析器である栄研化学株式会社製全自動尿定性分析装置US-3500と、尿沈渣検査の分析器であるシスメックス株式会社製全自動尿中有形成分分析装置UF-5000を搬送で運用し、測定を行っています。

また、尿沈渣検査は、シーメンス株式会社製尿中有形成分分析装置AtellicaUAS800による測定と顕微鏡による目視でも確認を行っています

信頼性の高い検査データを迅速かつ正確に報告するシステムを構築しています。