診療科長

  • 猪股 雅史
  • INOMATA Masafumi

診療科の紹介

消化器外科では、消化器に発生した癌(食道癌、胃癌、大腸癌、肝臓癌、膵癌、胆道癌など)から急性腹症に対する緊急手術(穿孔、出血、外傷など)、また生活習慣病の温床と考えられる高度肥満症(BMI35以上)に至るまで、腹部疾患の幅広い領域に対応しています。

診療科の特徴は低侵襲治療です。当科では腹腔鏡手術を全国に先駆けて導入し、患者さんに優しい(傷の小さい)手術を実践してきました。本術式は低侵襲であると同時に安全性と根治性も認められており、胃・大腸領域における腹腔鏡手術の実施率は当科では8割を超えています。また近年では手術難易度の高い直腸癌に対してロボット支援手術を導入致しました。高難度手術と呼ばれる肝切除・膵切除にも症例を選択して腹腔鏡下手術を行っており、高度肥満患者に対する減量手術(腹腔鏡下スリーブ状胃切除術)もわが国におけるパイオニアとして行っています。

一方、進行癌に対しては、手術だけでなく、放射線科や腫瘍内科と連携した集学的治療を導入し、患者さんの予後向上に努めています。


高度な医療又は特徴的な医療

  1. 縦隔鏡を用いた食道癌手術
  2. 腹腔鏡を用いた消化管(胃・大腸)手術
  3. 直腸癌に対するロボット支援手術
  4. 腹腔鏡を用いた肝・胆・膵手術
  5. 高度肥満患者に対する外科手術(腹腔鏡下スリーブ状胃切除術)
  6. A.Iを使用した手術を安全に施行するためのナビゲーションツールの開発

専門外来

  • 消化管外科
  • 肝胆膵外科
  • 肥満外科

外来担当医

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