診療科長

  • 水上 一弘
  • MIZUKAMI Kazuhiro

診療科の紹介

消化器内科とは、臓器別に見ると上部消化管、下部消化管、肝疾患、胆膵疾患と多岐におよびます。

最近、消化器疾患の診断面・治療面・病態生理解明において著しい進歩と展開がみられます。例えば消化器癌の治療は、従来、外科医による開腹手術、開胸手術が主流でしたが、近年、内視鏡的診断・治療が大いに進歩しており、胃や大腸のポリープ・粘膜下腫瘍・早期癌に対し超音波内視鏡を使い診断し、ポリペクトミーやESD(粘膜下層剥離術)を積極的に施行しています。食道アカラシア対する経口内視鏡的筋切開術(POEM) は、画期的な低侵襲治療であり、当科では2010年11月(日本で4施設目)に導入し、非常に良好な治療成績を得ております。その有用性・安全性より2016年4月より保険収載され、現在は認定施設でのみ行える治療法です。

総胆管結石、胆道系悪性腫瘍および膵石症などに対する診断、内視鏡治療や結石破砕療法を行っています。さらに、食道静脈瘤に対する治療も内視鏡を使った結紮術・硬化療法を行っています。肝細胞癌の診断面や内科的治療も著しく進歩しており、ラジオ波焼灼法による治療も積極的に行っております。

ヘリコバクター・ピロリの発見により消化性潰瘍の治療は大きな変化を見せており、現行の除菌不成功例やペニシリンアレルギー患者さんに対する自費による除菌療法(ピロリ菌外来)を行っております。最近増加傾向にある炎症性腸疾患に対しても新治療が出現しており、その導入により患者さんのQOLの向上をはかっています。


高度な医療又は特徴的な医療

  1. 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
  2. 超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)
  3. 胆膵内視鏡検査・治療
  4. 小腸内視鏡検査・治療
  5. 経口内視鏡的筋層切開術(POEM)
  6. 食道内多チャンネルインピーダンス・ pH (MII-pH) 及び 高解像度食道内圧検査(HRM)
  7. 肝癌ラジオ波焼灼療法(RFA)
  8. 造影エコー
  9. 保険外診療によるピロリ菌除菌(薬剤アレルギー、三次除菌)

専門外来

  • 肝炎外来
  • ピロリ菌外来

外来担当医

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