部長

  • 伊東　弘樹
  • ITO Hiroki

部の紹介

チーム医療への薬剤師の積極的な参画が求められる現在、薬剤部は薬の専門家として医療の質の向上および医療安全の確保に努めています。処方オーダリングシステムや全国に先駆けて導入した調剤支援システムを利用した様々なチェック機能を充実させ、最新の情報に基づいて処方を監査し、正確な調剤を行っています。また、保険薬局薬剤師等と協力して地域連携や多職種連携にも力を注ぎ、患者さんが薬剤を正しく服用できるよう医薬品適正使用に努めるとともに副作用を未然に回避するための服薬指導と医薬品情報の提供を行っています。

教育面では、医療従事者、医学生および看護学生に対して医薬品の適正使用に関する講義を行っています。また、大分県には薬系大学が無いことから、他大学の薬学5年生の実務実習を受け入れ、薬学教育にも大きく寄与し、医療現場で役立つ薬剤師の育成に取り組んでいます。

さらに、研究面にも力を入れ、診療に直接寄与できる研究を中心として、内因性基質を用いた病態時における薬物動態の予測に関する研究、抗感染症薬のPK/PD解析および適正使用に関する研究、免疫抑制剤・抗癌剤のTDM・薬物動態に関する研究ならびに生理活性ペプチドおよびタンパク質を指標とした薬効解析・病態評価・薬剤適正使用に関する研究などを積極的に行っています。