内視鏡診療部

部長

  • 村上 和成
  • MURAKAMI Kazunari

部の紹介

内視鏡による診断・治療は消化器・呼吸器領域において、今や診療の中心的な役割を担っています。当部門には6台の内視鏡装置が配備され、高画質な内視鏡のみならず、拡大内視鏡や超音波内視鏡などの最先端内視鏡機器を用いて、精密で信頼度の高い内視鏡検査を提供しております。最近ではカプセル内視鏡検査も導入され、小腸領域の診断も可能になり、大分県唯一のカプセル内視鏡指導施設となっております。

内視鏡検査は、消化器内科、消化器外科、呼吸器内科、呼吸器外科に所属する多くの日本消化器内視鏡学会専門医、日本気管支鏡学会専門医が検査に携わっており、多くの「目」で検査・診断を行っております。また下記に示すように、経験豊富な医師により内視鏡治療を実施しています。内視鏡機器の洗浄や消毒についても、内視鏡診療部専任の4名の技師により、各内視鏡学会ガイドラインに準拠した、安全性の高いメンテナンスを行っております。

また検査を受けられる患者さんに対して、苦痛が少ない検査、そしてハートフルな接遇を心がけており、診療内容のみならず、つねに患者さんに納得していただける診療を提供しております。


高度な医療又は特徴的な医療

  1. 上部消化管内視鏡検査
    拡大内視鏡や超音波内視鏡、また特殊光観察を用いて精密な病変精査を行います。
  2. 下部消化管内視鏡検査
    拡大内視鏡や超音波内視鏡、また特殊光観察を用いて精密な病変精査を行います。
  3. 気管支鏡検査
    気管支鏡を用いて、気管や気管支の精査を行います。
    その他気管支肺胞洗浄や超音波内視鏡下穿刺生検なども実施
  4. カプセル内視鏡検査
    低侵襲に小腸/大腸病変の精査を行います。
  5. 透視下内視鏡検査
    胆膵内視鏡・小腸内視鏡を用いた検査や経気管支肺生検等を行います。
  6. 内視鏡治療
    内視鏡的粘膜切除(EMR)、 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、内視鏡的食道静脈瘤結紮術(EVL)内視鏡的止血術、 内視鏡的バルーン拡張術、内視鏡的胆管結石除去術、内視鏡的胆道ドレナージ術等。ESDについては、食道、 胃、 大腸病変で実施しております。